【星占いが話題!Sayaインタビュー】月間占い「マインドフルネス占星術」に込めたメッセージとは?

 【星占いが話題!Sayaインタビュー】月間占い「マインドフルネス占星術」に込めたメッセージとは?
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ヨガジャーナルオンラインでは今夏から、星の動きを読み解きながら、ヨガやマインドフルネス、「今ここを大切に丁寧に」というエッセンスも添えられた月間占い「マインドフルネス占星術」が毎月1日更新でスタート。メッセージを届けてくれるのは、アストロロジー・ライターとして数々の人気誌で活躍するSayaさん。パワフルな私も弱い私も、ポジティブな私もネガティブな私も……どんなときも優しく心に寄り添って、心のこわばりを解きほぐすような文体で、自分らしく生きる道をそっと照らしてくれるSayaさんの占い。連載スタートを記念して、「マインドフルネス占星術」への思い、星読みの魅力をインタビューしました。

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ーーまずはSayaさんの、占いと出会いについて教えてください。

Saya 私はもともと、ライフスタイル誌の編集者でした。忘れられない1999年の月食の晩、とある著名な占星術家の方とお会いする機会がありました。ユング心理学などの研究もされていて、彼の翻訳した心理学の本がとてもよかったので、知人を介して紹介してもらったんです。青山にあるレストランのプールサイドで、月食を眺めながら会食をしていると、ふとその方が「月の星座は何?」と私に聞いてくださったんです。まだ20代だったので、「月の星座なんてものがあるんだ!」と、一瞬で星と恋に落ちてしまって……それが最初のきっかけでした。それから来る日も来る日も、当時勤めていた出版社近くの書店の占いコーナーに通い詰めて。ホロスコープという星の配置図の存在も知り、「これを読めるようになりたい」という一心で、お風呂にまで持ち込んで占星術の本を読む毎日(笑)。そうしてホロスコープ・リーディングをマスターしていく道ではさまざまなご縁が新たなご縁を呼んで、占星術はもちろん心理学やスピリチュアルな専門家の方々ともお会いする機会が重なり、夢中で学びを深めていきました。

Saya
アストロロジー・ライターSaya

ーー「星」を知っていくことで、ご自身の日々にはどんな変化が感じられましたか?

Saya「星」に限らないと思いますが、好きなものがあると、それをキーにどんどんと世界が拓けていくものです。ユング学会で先ほどの方がお話をするという講演会に行ったら、そこで別の占星術家の勉強会に誘われて参加することになったり。高円寺のあるお店でギターの生演奏を聴きに行ったら、そこで別の出版社の女の子と出会い、2人とも占星術が好きだというので仲よくなったり。「星」は、いろいろなシンクロニシティ(意味のある偶然)も呼び込んでくれた気がします。

占星術は、太陽系の惑星の動きに12星座の象徴を紐づけたもの。約2日半で星座を動く月、ひと月で動く太陽、星たちの「逆行」など、星の動きによって、私たちの心も、地上の事象も変わります。星を読んでいると、「天で起こることは地でも起こる=私たちの心でも起こる」ということを実感します。天と地はつねに同調していて、とくに地球は太陽系の一員なので、太陽系の星の動きにシンクロしているんですね。占星術が本当のことなんだと実感できるようになると毎日がとても楽しくなり、いつも星々と自分とがつながっているので、あまり迷いがなくなります。

一人一人に自分の生まれた瞬間のホロスコープがあり、一般的な「太陽星座」、もっと感情的な部分を表す「月星座」、自分の好みを表す「金星星座」など太陽系の惑星星座をもっています。生まれたときのホロスコープ・リーディングではこれらを読んでいきますが、自分や関わる人たちの月星座を知っていると、「こういう性質があるからこういう言動をするんだな」と理解できたり、「ありのままの自分・ありのままの相手」を受け入れられます。すると、「なんでこんなことするの?」と感情に任せてイライラせずに、一歩引いて客観的に見られるので、他人や物事に過剰に反応して振り回されることも少なくなるんですね。星は、そんなツールとしても魅力的です。また、現在の星の動きを見ていくと、水星や金星といった惑星が「逆行」する期間がありますし、もっと長いスパンで俯瞰すると、30年に一度、自分だけに訪れる転換期があったり。そういった星の動きが、そのときの悩みや学びのテーマ、自分の転機などを紐解いてくれて、人生に活かせるヒントになることも多々あります。10月5日に発売予定の新刊『星を味方につける生き方、暮らし方~不安な時代に翻弄されずに私を生きる~』(集英社)でもそうしたヒントを詳しくご紹介しているんですが、星を知ることで、今ここの在り方、とらえ方も前向きになります。

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interview&text by Ayako Minato



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