3月20日は「国際幸福デー」あなたにとって"本物の幸せ"とはなんですか?

 3月20日は「国際幸福デー」あなたにとって"本物の幸せ"とはなんですか?
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湊亜弥子
湊亜弥子
2019-03-20

3月20日は「国際幸福デー」です。2012年6月28日、国連が毎年3月20日を「国際幸福デー」とし、物質的&経済的な豊かさではなく、本物の幸福と豊かさについてみんなで考えてみようという日になりました。今日はあなたが本当に求める幸福感、そしてまわりの人々のハッピーについて考えてみませんか?

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3月20日は「国際幸福デー」、その意味は?

2012年に国連が定めた「国際幸福デー」(International Day of Happiness)。3月20日は、「本当の幸福を追求する」をテーマに、世界中の人たちが本物の幸福について考え、感謝する日として制定されました。それは、物質的な豊かさや経済成長というよりも、人類の持続可能な発展、貧困撲滅、真の幸福追求を最優先にし、経済指数を示す国民総生産(GNP)よりも国民総幸福量(GNH)を重要とするブータンの提唱によって実現されたものです。

国民総幸福量=GNH(Gross National Happiness)とは、簡単にいうと国民の精神面での豊かさを計る「ハッピー指数」。資本主義的な経済価値を求めるGNPやGDPではなく、国民の心理的な「幸福感」などを示すもの。毎年「国際幸福デー」には、国連の調査による世界幸福度ランキング「世界幸福度レポート」も発表されます。ちなみに、2018年のランキングは……

1位 フィンランド
2位 ノルウェー
3位 デンマーク
4位 アイスランド
5位 スイス
6位 オランダ
7位 カナダ
8位 ニュージーランド
9位 スウェーデン
10位 オーストラリア

以下、アメリカ18位、イギリス19位、フランス23位……と続き、日本は157か国中54位でした。日本は物質的には豊かで経済・生活水準も高く、治安もいい、そして長寿世界一の国ともいわれながら、53位と先進国に比べて高くはない順位となっているようです。

みなさんにとって、本当の幸せと言われて思い浮かぶのは、どんなことでしょうか? もちろん、GNHの評価がすべてでもなく、人それぞれに「幸せのかたち」に決まりはなく、それに良し悪しもありません。ただ、経済成長を優先にまわるなかで、便利なものもどんどんと溢れ、技術の進歩と引換えに失われていく人間らしい生活や心の交流。そんな時代の流れに、世界の人々が漠然と不安を感じているといった声もあります。2011年にブータン国王が来日した際、「携帯電話、インターネットなどの発展で、人々のつながりが自然ではなくなってきている」と話されていたのも印象的でした。不便なことが不幸なのか、経済的に貧しいことが不幸なのか……「国際幸福デー」はそんな問いかけを投げかけているようにも感じます。

人と人が直接交わす笑顔や優しさ、大自然のパワー、生かしてもらうためにいただく恵み、太陽のぬくもり……ささやかでも日常にあふれる幸せな瞬間をありがたく感じたり、物ではなくて、心温まる瞬間や感動を積み重ねる大切さを見直そうと生まれた「国際幸福デー」。3月20日は、そんな「しあわせ」について思ったこと、感じたことを改めて心にとめて、これからのハッピーライフをもっと充実させてみてくださいね!

 

ライター/湊亜弥子
フリーランス・ライター&エディター。テレビ朝日映画部、出版社編集部に勤務後、フリーランスに。現在は、『ヨガジャーナル日本版』本誌にて、ヨガとヘルシーなマインド&ライフスタイル企画の編集・ライティングを担当。また、国内、海外の海を潜り歩き、ダイビング、海、旅、島、自然環境、環境問題、人と自然に優しいナチュラルな暮らしなどをテーマに、ダイビング専門誌『DIVER』、ビーチライフスタイル誌『HONEY』などのメディア媒体で編集・執筆活動中。スキューバダイビングはプロライセンス資格ダイブマスター、各種カウンセラーとしても活動中。 

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