頑張りすぎた春の私へ。「今日は片付けなくていい」そう決めた日が、次の一歩につながる。

 頑張りすぎた春の私へ。「今日は片付けなくていい」そう決めた日が、次の一歩につながる。
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忙しさや疲れで「今日は片付けられなかった…」と落ち込む日もありますよね。でも実は、そんな日こそ「やらない」と決めることが、片付けを続けるための大切な一歩になることも。頑張りすぎない片付け習慣のコツ、あなたの暮らしにも取り入れてみませんか?

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私が片付けが苦手だったころは、頭の片隅で「片付けなきゃ」と思いながらも、とりこんだ洗濯物の山、床に物が増えていく…そんな環境に、いつもイライラしてました。仕事から帰ってきて疲れて動けない。散らかってる部屋で余計にげんなり。でも、実はその気持ちこそが、片付けの一歩を遠ざけていたんです。

ある日、「今日は何もしない」と思い切って決めてみました。
洗濯物も郵便物もそのまま。で、部屋の隅に【とりあえず置き場】を作って、目につかないようにしました。その場しのぎと言えども、気持ちが少し軽くなったのを覚えています。物があふれているのを見ること自体、ストレスだったことにも気づけました。

片付けるのは元気が戻ってからでいい。【とりあえず置き場】があるだけで安心感が生まれました。

片付けって、目に見える行動だけでなく、心のエネルギーもたくさん使います。だからこそ、毎日完璧にしようとすると、続かなくて当たり前。そこで、片付けを習慣にするには【例外を認めること】がとても大切なんです。

続けるために、やらない日をつくる【片付けを習慣にするやさしいコツ】

あらかじめ「こんな日は片付けなくていい」と決めておくと、片付ける習慣を続けやすくなります。たとえば、

ヘトヘトな日は片付けない!

「毎日サボっていいの?」と思われるかもしれませんが、例えば家族でお出かけや残業で帰りが遅いなど、家にいる時間が短い日は、無理に片付けない。何らかの理由(条件)で「特に今日はやらなくていい」を決めておくと、気持ちがザワザワしにくいです。

優先したいことがある日

お子さんの宿題を見てあげたい、ゆっくりお風呂に入りたい、推し活、読書がしたいなど。「疲れてるから片付けない」よりも「今日は、私にとってこれを優先したい」から片付けないの方が、自分を責めにくくなりませんか?

週に1日は完全オフの日

何もしない日をあらかじめ決めておく。すると、気持ちがリセットされて、翌日またやる気が戻ってきやすいです。

5分だけやって、やめてもOK

タイマーをかけて5分だけ。やり始めると意外と続くこともありますがし、やめても5分はしてるので、「やった」という実感が残ります。

 

ちなみに、【例外があるから、習慣は続く】は、片付け以外でも当てはまります。

ここ数年、ほぼ毎晩、キッチンリセットをして寝るのが習慣です。が、「やらない日」もあります。例えば、夜に私が外出して、夫だけがごはんを食べた日。帰ってくると、生ゴミはそのまま。シンクも洗われてない。でも、私はスルーして寝ます。

「今日はやらない」と決めることで、自分を責めずにすむ。キッチンがちょっとごちゃっとしてても、私の気持ちは整っている。「やらない日があってもいい」と思っているから、キッチンリセット習慣をやめずにいられてます♪

リセットした翌日のキッチン
Image by 영훈 박 from Pixabay

片付けができていない日も、ダメな日じゃない。「今は休むタイミング」と受け入れることで、また整える気持ちが少しずつ戻ってくるはずです。

「毎日やらなきゃ」よりも、「できる日だけ、少しずつ」で十分。そして、「今日はやらない」と決めた自分を責めないこと。

続けるために、やらない日があってもいい。
その優しさが、あなたの暮らしをちゃんと支えてくれます。

頑張りすぎるあなたへ。どんな日を「今日は片付けなくていい日」と決めますか?

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