【カブ】葉っぱも食べないと損!根より豊富な栄養も丸ごといただく「みぞれ汁」〈材料と作り方〉


つるんとした白根が特徴のカブ。実は白根より葉っぱの方が栄養が豊富なんです。「葉っぱはよく分からないから捨ててました」という方はもったいない。カブは丸ごと食べてなんぼです。ということで、カブの白根と葉っぱも一緒に調理できる、栄養満点のみぞれ汁をご紹介します。出汁の用意も必要ない簡単レシピです。
カブは葉っぱまで栄養豊富

白根はビタミンCと消化酵素
カブの白根は、豊富なビタミンCがギッシリ。
免疫力を上げて風邪の予防をしたり、細胞の老化を防ぎ、美肌作りが期待できる部位です。また「アミラーゼ」という消化酵素を含んでいることも注目点。胸やけや胃もたれを予防、食欲不振を改善などに役立ちます。
葉の方がはるかに栄養豊富!
さらにカブの葉や茎の部分には、βカロテン、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄、食物繊維など、根よりはるかに多くの栄養を含んでいます。ここを捨ててしまうのは本当にもったいない。是非とも食べておきたい部位ですね。
葉はアクが少ないので、サッとゆでたり炒める程度で食べることができます。そして葉っぱからは、本当においしい出汁が出ますよ。みそ汁にたっぷりと入れれば、甘いカブの風味が漂います。
今回はそんなカブの栄養とおいしい出汁を丸ごと活かした、カブのみぞれ汁をご紹介します。
カブのみぞれ汁(調理時間:7分)

カブをすりおろし、仕上げに入れることで、熱に弱いビタミンCの損失を防ぎます。葉っぱからおいしい出汁をとり、長芋のとろみと食物繊維もプラスした栄養満点のみぞれ汁です。
【材料2人分】
・カブ(葉付き)‥‥‥‥‥‥‥1個
・長いも(すりおろし)‥‥‥‥大さじ2
・水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥300ml
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
【作り方】
1. かぶは白根を皮ごとすりおろし、葉を4cm幅にカットする。
2. 長いもは、皮をむいてすりおろす。
3. 鍋で水を沸かしてかぶの葉を入れ、1分ほど中火で煮る。
4. すったカブと長いもを入れて一煮立ちし、火を止める。
5. みそを溶かし、おわんに盛る。
カブの大きさや質で水分量の調節を
すりおろしたカブから水分がたくさん出るので、水の量は少なめになってます。 カブの大きさや質で水分量が変わってくるので、水が少なければ増やすか みその量を減らして調整してください。
カブのおいしさと栄養を丸ごといただくみぞれ汁。初春の良き日に、ぜひお試しください。
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