【きれいなお尻】形作りの鍵は「仙骨」にあり! 地味だけど確実に効く〈うつ伏せエクサ〉
お尻を綺麗に見せたい!と思ってガシガシ筋トレしていませんか?まずは土台が肝心です。今回はその土台作りのためのエクササイズをご紹介いたします。
引き上げたいか?大きくしたいか?
お尻のトレーニングといえば仰向けでお尻を持ち上げるヒップリフトや四つ這いから高く脚を持ち上げる動作などがイメージされやすいですが、それらは主にアウターマッスルである大殿筋に効果のあるトレーニングです。ボリュームを大きくしたい場合には有効ですが、垂れ尻が気になる場合には大殿筋が付着する仙骨をやや前に傾かせて安定させることが必要になります。その仙骨の適切な傾きに関わってくるのが多裂筋です。
多裂筋は背骨同士を引き付ける働きを持つインナーマッスルです。日常生活でデスクワークやスマートフォンの使用などで背骨を丸めて座って過ごす時間が長い方は多裂筋が弱い傾向にあると考えられます。多裂筋が弱まってしまうことで本来の仙骨の傾きが失われ、お尻が垂れて見えたり、横に広がって見えたりしやすくなります。多裂筋のトレーニングはお尻が綺麗に見えるようになるだけでなく、結果的に姿勢改善にもつながります。
寝たままできる!地味だけど効くうつ伏せエクサ
① マットの上にうつ伏せになり、腰骨の下に折りたたんだブランケットやタオルを敷く。
② 両手を重ねてそこにおでこを預ける。
③ つま先を真後ろに向けて、足幅は腰幅程度に広げる。
④ 両脚を伸ばしながら、敷いたタオルを腰骨でつぶすように脚の付け根から持ち上げる。
⑤ ゆっくり下ろす。
⑥ 10回繰り返す。
⑦ お尻を後ろに引き、かかとに乗せ腰を丸めながら脱力。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
門馬里菜
医療機関にて事務職として勤務する中でヨガと出会う。ストレスからくる体調不良をきっかけに人生を見直し、ヨガインストラクターへと転身。現在は仙台市と地元である南相馬市の2拠点でヨガを伝えている。【取得資格】IHTAヨガインストラクター2級/小顔フェイシャルヨガインストラクター/IHTAヨガインストラクター1級/RYT200
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