起きた瞬間あちこち体が痛い…【寝ている間のゆがみが原因かも】1日体が軽くなる「朝イチストレッチ」
たくさん寝てるはずなのに起きた瞬間から体がすっきりしない。そんな経験はありませんか? それはもしかすると、日中の体の使い方の癖が睡眠中にも癖となり、体をゆがませてしまっている可能性があります。体のゆがみは朝のうちにリセットして、快適に1日をスタートさせましょう!
寝ている間も体はゆがむ
本来は心と体を休ませるための睡眠。ですが、寝る姿勢が崩れてしまっていると、寝ている間に体がゆがみ、その結果1日の不調ににつながる場合があります。朝起きて体がすっきりしないと感じている人は、もしかすると寝ている時の姿勢が影響しているかもしれません。
こんな姿勢で寝ていませんか?
・片方の膝が曲がった4の字のような姿勢
・両手をバンザイしている
・肩を巻き込んだ横向きの姿勢
・仰向けで膝を立てて寝ている
上記のような姿勢に該当する人は、日中の姿勢の癖が影響して睡眠時の姿勢が崩れてしまっている可能性があります。起きたらすぐに寝ている間に染みついたゆがみを整えましょう。
ゆがみとりのポイントは肩甲骨と骨盤周り
そもそも体のゆがみは、骨格ではなく筋肉が影響しています。体がゆがんでいると動かしにくいだけでなく、血行不良や代謝が低下し、肩こりや腰痛、冷えむくみなども招いてしまいます。
そんな身体のゆがみ改善のために、アプローチしたいのが肩甲骨と骨盤周りです。
肩甲骨
腕と肩をつなぐ骨である肩甲骨は、周りには上半身を動かす筋肉が多く集まっていて、上半身の動きと密接に関係しています。そのため上半身を整えるためには、肩甲骨にアプローチするのが最短ルートです。
骨盤
下半身を整えるためにアプローチしたいのが骨盤。骨盤は下半身だけでなく、体全体の姿勢の崩れや、脚の形、下半身太りにも影響を与えます。骨盤のゆがみをケアして全身を整えれば、さまざまなトラブルも改善していきましょう。
一日の体の動きに影響を与える朝のうちに、これら二つの部位を整えていきましょう!
保存版!体のゆがみをほぐす朝イチストレッチ
産後ママさんはお医者さんからの運動許可がおりてから、無理なく行ってくださいね。
肩甲骨や腕のゆがみをとる
①あぐらになり、両手の指をからめて腕を真上に伸ばし左右に揺れる。
②体の後ろで両指をからめ、左右や上下に揺らし、最後にぐっと後ろに伸ばしてキープする。
③右腕を自分の胸の前を通って真横に伸ばし、左腕で下から抱え込み右腕をストレッチする。腕を入れ替えて反対側も行う。
骨盤周りのゆがみをとる
④あぐらの状態から左脚を前に伸ばし前屈。手で足首やつま先など届くところをつかむ。
⑤右足首の外側を左膝の上に乗せ、左膝を立てる。そのまま背筋を伸ばしてキープ。
⑥左脚を再度伸ばし右脚を上からクロスさせて足裏を床につく。上半身を右側にねじってキープする。脚を入れ替えて反対側も同様に。
動画を見ながらチャレンジ!
AUTHOR
岡本かなみ
ニコタイムズ代表。「世界中の赤ちゃんとお母さんをハッピーにしたい!」という想いから「ベビトレヨガ」を考案。産後ママの心と体のサポートと、赤ちゃん子どもたちの脳トレや身体作りに必要な動きを取り入れた親子が楽しめるレッスンを行う。全国とオンラインでレッスンやセミナーを開催したり、子どもの姿勢づくりをテーマに保育士研修や保育大学での講座、ベビトレヨガのDVDをリリースするなど幅広く活動。Instagram:@kanamiokamoto
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く