【生理痛や更年期のツラさを和らげる】骨盤周りを整え、体を温める女性のための骨盤調整ストレッチ
辛い生理痛や更年期、婦人科系の疾患などに悩んでいませんか?そういった女性特有の症状は骨盤周りの冷えや歪みから引き起こされているかもしれません。歪みを整えながら体をぽかぽか温まる女性のための骨盤調整法をご紹介します。
体の要となる骨盤の役割
骨盤は私たちの体の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ役割を担っています。
大きく分けて仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)・寛骨(かんこつ)の三つの骨から構成されており、寛骨は太ももを動かす大腿骨に、仙骨は上半身を支える背骨に繋がっています。
骨盤の歪みは日常生活の癖から起こります。
骨盤は「骨」ですので、骨の形自体が変わったり、ゆがむことはありません。骨盤の歪みの多くは、腰やお尻周りの左右の筋肉のバランスの崩れや、その下にある脚の長さの違いや歪みから起きています。
●足を組む癖がある
●長時間同じ姿勢でいることが多い
●横向きやうつ伏せの姿勢で寝ている
●カバンを持つ手がいつも同じ
●左右どちらかに重心をかけていることが多い
●ヒールをよく履く
これらの日常生活の癖を日々繰り返していることによって、少しずつ骨盤周りに負担がかかり骨盤周りの歪みを引き起こすのです。
骨盤周辺のバランスの悪さが女性特有の症状を引き起こす
骨盤の内側には内臓や生殖器があり、それらを支える役割があります。腸や腎臓、膀胱、子宮や卵巣などを保護しています。
しかし日常生活の癖から骨盤周りが歪んでしまうと、太ももの付け根にある鼠径リンパ節に集まるリンパ管や血管が圧迫され、リンパの流れが悪くなるほか、血液の流れも悪くなるため骨盤周りが冷えてしまいます。
また、骨盤周りの歪みから内臓を正しい位置で支えることができなくなり、子宮や卵巣などの機能の低下に繋がります。骨盤周りの冷えと歪みから女性特有の症状を引き起こすのです。
【バランスを整えて温める】女性のための骨盤調整ストレッチ
〈やり方〉
①仰向けになります
②右脚を上に持ち上げます
③膝裏で手を組み、もも裏を伸ばします
④脚で4の字を作ります
⑤息を吐きながら引き寄せ、吸って緩める(3〜5回ほど繰り返します)
※反対も同様に行います
動画で確認してみる
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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