【骨盤のゆがみは不調の元!】初心者向け|座ってできる!ゆがみを整える骨盤調整シンプル3ステップ
腰痛がある人、股関節まわり違和感がある人、産後に広がった骨盤を元に戻したいと思っている人。そんな人へのキーワードは「骨盤調整」。骨盤は上半身と下半身を繋ぐ身体の要とも言える場所。今回は骨盤周りを整えるストレッチ法を紹介します。
気になる不調の原因は「骨盤のゆがみ」かも
骨盤は仙骨、尾骨、寛骨の3種の骨の総称で、上半身と下半身を繋ぐ役割があります。そして腸や膀胱、子宮といった臓器を包み込むように守ってくれている部分でもあります。
骨盤がゆがむと現れる不調
・臓器や血管、神経を圧迫して血流が悪くなる
・便秘や下痢になりやすい
・月経痛の悪化
・肩こりや腰痛、膝の痛みを引き起こす
・むくみや肥満に繋がる
上記の項目に当てはまることが多い人は骨盤がゆがんでいるかもしれません。
骨盤がゆがむ原因は?
骨盤がゆがむ原因はひとつではなく「日常の癖の積み重ね」と言えます。例えば、座っているときに脚を組んだり、立っているときに片脚に体重をかけていたり……。使う筋肉が偏ると筋肉のバランスが崩れ骨盤のゆがみに繋がるのです。
簡単!骨盤ほぐし
骨盤周りで硬くなっている筋肉はほぐし&ストレッチで可動域と柔軟性を高めることができます。骨盤を正しい位置に戻すためにしっかり動かしましょう。
STEP1.股関節&足首まわし
- 床に座り両脚を伸ばし、肩幅よりやや広めに開く。
- 膝を軽く曲げて、股関節から脚を大きく回す。
- 内回し外回しそれぞれ10回程度行う。
ポイント:最初は動かしづらいかもしれませんが、股関節をしっかり動かすように意識しましょう。慣れてきたら足首も大きく回しましょう。
STEP2.骨盤~外ももストレッチ
- 床に座り両膝を立て、肩幅よりやや広めに脚を開く。
- 息を吐きながら両膝を右に倒す。息を吸いながら元に戻す。
- 左右交互に5回行う。
- 両膝を右に倒し、右足首を左膝の上に乗せて5呼吸キープする。(左脚も同様に行う)
ポイント:できるだけお尻を浮かせないようにして、外もものラインの伸びを感じましょう。
STEP3.お尻歩き
- 両脚を伸ばし骨盤を立てて床に座る。
- 腕を大きく振り、お尻をしっかり上げながら前進する。(5~10歩)
- ひじを後ろに引きながらお尻を左右交互に引いて後進し、スタート位置に戻る。
ポイント:背中が丸まらないよう、下腹部に力を入れて姿勢をキープしましょう。
動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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