【40代からの体づくり】寸胴体型は腹筋ではなく肋骨の開きが原因!くびれを手に入れる猫のポーズ

 【40代からの体づくり】寸胴体型は腹筋ではなく肋骨の開きが原因!くびれを手に入れる猫のポーズ
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mai
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2023-07-24

頑張ってトレーニングしているのにくびれができない…、特別太っているわけでもないのに寸胴体型に悩んでいる…。その原因は肋骨の開きかもしれません。

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ウエストのくびれと肋骨の関係性

ウエストのくびれが欲しいと思うと腹筋運動をすることが多いと思うのですが、実は腹筋だけではなく肋骨もウエストのくびれと関係があります。

肋骨とは肺などを囲う骨で、左右対称に24本あります。呼吸をする時に肋骨が開くことで肺に空気を入れ、肋骨が閉じることで肺から空気を出しています。肋骨まわりの筋肉が固なると呼吸が浅くなり、息を吐ききれず肋骨をしっかりと閉めることができなくなってしまいます。そうなるとちょうどウエストにある肋骨の下部が開いたままになる=くびれのない寸胴体型になってしまうと言われています。

肋骨まわりの筋肉が硬いとはどういう状況かよく分からない…という方は以下のチェック方法で確認してみてください。

肋骨まわりの筋肉の硬さチェック

1)両手の指先を一番下に触れる肋骨の中心に当て、手のひらで肋骨を覆う

2)鼻から息を吸って肋骨が左右に広がるかチェックする。また、鼻から息を吐いて肋骨が中心に閉じるかチェック

肋骨が開閉するのを感じられれば肋骨の間にある肋間筋がしっかりと使われているので、筋肉に柔軟性があると言えます。息を吸った時に肩が上がってしまい、呼吸が浅く肋骨の動きがあまり感じられない方は、肋骨まわりの筋肉が硬く使えていない可能性があります。

なぜ、肋骨まわりの筋肉が硬くなるか?

肋骨まわりの筋肉が硬くなる原因は

● 長時間の座り姿勢
● 猫背や巻き肩
● 心配事やストレスなどの過緊張
● 浅い呼吸

など、様々ですが、姿勢を変えたりストレスを減らすことは簡単ではありません。最も簡単にできることは呼吸を意識することです。そこで今回は、呼吸を意識して肋骨を閉めるエクササイズをご紹介します。深い呼吸は血液の巡りを良くし、代謝も上がるのでダイエットにも効果が期待できます。肋骨を閉めて、キュッと引き締まったくびれを手に入れましょう!

肋骨を閉めよ!猫のポーズ

<やり方>

肋骨1
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1)四つん這いになりつま先を立てる

肋骨2
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2)ゆっくり息を吸って、吐きながら背中を丸め、息を吐き切る。手で床を押し続けながらお腹を引き込み、肋骨を閉める

肋骨3
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3)息を吸って一度背中を緩める

4)背中を丸めて息を吐き切りながら肋骨を閉める、息を吸って背中を緩める、この動きを深い呼吸で5回程繰り返す

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。



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