股関節が硬いとお尻が大きく見える?【立ちクラム】お尻を一回り小さくする股関節エクササイズ
股関節が硬く動かしづらいと感じている方は、股関節のハマりが悪くお尻が大きく見えてしまっているかも。今回は股関節の柔軟性がアップしてお尻も小さく見える【立ちクラム】エクササイズをご紹介します。
お尻が大きく見えるのは股関節が原因?
太ったわけではないのにお尻が大きく見える、または体重が落ちてもお尻の大きさだけが変わらないという場合には、太ももの骨が股関節にハマらず安定しない状態であることが考えられます。これは股関節まわりのインナーマッスルが弱くなっていることが原因の一つかもしれません。
股関節まわりのインナーマッスルが弱くなると、太ももの骨が股関節の受け皿から外側にずれやすくなります。すると、正面から見た時に大転子がお尻の横に張り出して見え、お尻が大きく見えてしまうのです。
股関節がハマっていないと股関節は硬く動きも安定しません。お尻の大きさでお悩みの方で股関節の動きが悪いと感じている方は、ぜひ今回ご紹介するエクササイズをやってみてください。
股関節周りのインナーマッスルを強化する【立ちクラム】
股関節まわりのインナーマッスルは運動不足はもちろん、誤った立ち方・歩き方などで下半身のアウターマッスルばかりが使われている場合にも弱くなります。この場合、特に強化したいのが外旋六筋という筋肉(太ももの骨を外巻きにして股関節にハメこみ安定させてくれる筋肉)です。外旋六筋を強化することで太ももの骨が股関節の受け皿に収まるので、お尻もすっきり見えるようになります。
外旋六筋を強化するエクササイズでは、横向きで寝て行うクラムまたはクラムシェルなどと呼ばれるエクササイズが有名ですが、普段下半身のアウターマッスルを使いやすい方は、外旋六筋よりも前ももを代わりに使ってしまったりエラーも起こりやすいです。
今回ご紹介する立ちクラムは立って行うため、寝て行う時よりも重力の影響を受けにくくアウターマッスルによる代償(代わりに使うこと)が起きにくいため、外旋六筋に効きやすくなります。
<やり方>
1)かかとをつけて立つ。つま先は45度くらい開木、お尻はまっすぐ落とし、膝は軽く曲げる
2)軸足は膝を軽く曲げた状態でまっすぐキープしたまま、反対側の膝を開く・閉じる動きを繰り返す。この時、身体がグラグラしないようにお腹は引き込み安定させておく
3)反対側の脚、両脚でも同じように繰り返す
お尻の下あたりにジワジワと収縮を感じたらOK!立ったまま行えるので家事の途中などちょっとした空き時間にもすぐに行えるのが良いところです。即効性もあるので、ぜひお尻のサイズの前後の変化を感じてみてくださいね。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい人はこちらからどうぞ ▼
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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