【背骨の詰まり・体前面の筋肉の硬さを解放】後屈が劇的に変わる裏技ワーク「筋膜リリース」

Shoko Matsuhashi

【背骨の詰まり・体前面の筋肉の硬さを解放】後屈が劇的に変わる裏技ワーク「筋膜リリース」

首や腰を痛める怖さもあり、攻略が難しいのが後屈ポーズ。しかし「ポーズの入り方」を工夫すれば、安全かつ即効でポーズが上達!その裏技を峯岸道子先生がレクチャーします。

骨や筋肉の特性に則した入り方で苦手を克服!

後屈・逆転をするときに恐怖心があると、体は防御態勢に入ります。そこで試してほしいのが、体に無理がなく怖さも払拭できる「ポーズの入り方」。
「骨や筋肉の特性を利用した入り方をすると、体に負担をかけず短時間でポーズが深まります。たとえば、筋肉は思い切り収縮させて弛緩すると一気にゆるむ性質があるので、この方法で背面の筋肉をほぐしてから背骨をしならせて後屈へ。すると腰椎に詰まりを感じなくなります」と峯岸道子先生。
「フィジカルはメンタルに大きく左右されます。しかし成功体験を積み、怖いと思う心と駆け引きしながら苦手意識を克服するのがヨガのおもしろさ。裏技ワークは苦手を手放す近道になるはず!」

後屈ポーズ全般がラクになるワーク

後屈ポーズのポイントとなる背骨・腿前・首の動きを良くするワークをご紹介。ポーズのプレワークとして行うと、後屈したときに変化を実感できるはず。

腿前:フロントラインの硬くなった筋膜をリリース

後屈の上達を妨げるのは、背骨の詰まりに加えて体前面の筋肉の硬さも一因です。スプタヴィーラーサナで腿前にある大腿四頭筋の筋膜をほぐし、繰り返す呼吸でお腹まわりの腹直筋、腸腰筋のこわばりを解放。体の前面を走る筋膜をまとめてリリース。

〈スプタヴィーラーサナ〉10呼吸
割座になり、両手を後方につき骨盤を後傾させて背中を床につける。腕は頭の上、左右の手で肘を持つ。10呼吸。

後屈&逆転が劇的に変わる裏技ヨガ⑤
photo by Shoko Matsuhashi

首:手の支えを使って安全に首を縮めず倒す練習を

頭を床方向に垂らすのが怖いと、首や肩にギュッと力が入り頸椎が詰まってしまいます。恐怖心を取り除くには、両手で首をサポートしながら首を後ろに倒す練習が効果的。さらに頸椎の長さを保ったまま、頭の重さにまかせて後ろへ倒す首の使い方もマスター。

〈安心首倒し〉5呼吸
両手を組み、頭蓋骨と首の境目に小指の外側を当ててセットする。肩は下げ、吐く息で首を縮めず頭を後方へ倒す。

後屈&逆転が劇的に変わる裏技ヨガ⑤
photo by Shoko Matsuhashi
後屈&逆転が劇的に変わる裏技ヨガ⑤
photo by Shoko Matsuhashi

教えてくれたのは…峯岸道子先生
Body&Mind Yoga Studio主宰。肩甲骨ヨガ、ヨガ棒など独自のメソッドを開発。機能解剖学的要素を加味し、痛みや年齢に伴う体の変化に寄り添うヨガの指導法が好評。一人ひとりに合わせた“自分のヨガ”を提案してくれる。

photos by  Shoko Matsuhashi
hair&make-up by  Kyoko Suzuki
text by  Ai Kitabayashi
yoga Journal日本版Vol.84掲載

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ヨガジャーナル日本版編集部

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