【自然との調和】都会の暮らしに"自然"を取り入れる7つの方法
コロナのパンデミック化により「これから先どうやって生きていこう」と改めて考えるようになった方も多いのではないでしょうか。中でも、よく耳にするのが「住む場所はどこでも良い」と考え都心から地方へ”移り住む”という考え。「都会の疲れた」「自然な暮らしをしたい」といった方が多いようですが、実際に都会で住むことは自然のある暮らしからはかけ離れるものなのでしょうか?筆者は「No」と考えています。今回は都会にいながら自然に寄り添う暮らしを実現する方法についてお話します。
都会の暮らしで自然と寄り添う
1. 自然のリズムで暮らす
昔は、生活の中に時計がありませんでした。太陽が出てきたら起きて、暗くなったら寝る。朝・昼・夕方とお腹が空いたらごはんを食べる。自然のリズムで暮らすことが一般的でした。体内時計によって暮らしていたんですね。
現代では、朝目覚まし時計で起きる、もしくは朝になっても夜寝る時間が遅ければ朝日が登ったあとに起きる人も多いかもしれません。食事に関しても、自分が空腹で食べているというよりかは、「食べる時間だから」もしくは飽食すぎることから「空腹ではないけれど、何となく食”欲”で食べる」と言った方もいるかもしれません。
自然のリズムで暮らすことは、自然に寄り添って暮らす第一歩。女性であれば、月の満ち欠けリズムに合わせた暮らし方を知るのもおすすめです。
現代社会では何かと難しいこともあるかもしれませんが、興味のある方は下記のアイディアを参考にできることからはじめてみてはいかがでしょうか。
【自然のリズムで暮らすアイディア】
- 朝日が登る前に起きて、日が沈んだら睡眠の準備をはじめる
- 食欲や時間に頼るのではなく、空腹を定期的に感じてれるように体内時計を整える
- 月の満ち欠けリズムに合わせて暮らす
- 四季の暮らし方を大切にする
- 旬の食材を摂る
2. 1日5分でも瞑想の練習を取り入れる
瞑想を定期的に練習することも自然と寄り添った暮らしの一つではないでしょうか。
特に忙しない都会での暮らしでは、呼吸や体、自分自身に関心を持つことや、自分とのつながりが薄れている方もいるかもしれません。1日5分からでもただ”目を瞑って座る”という時間を作って、自分の呼吸や体に意識を向けてみてください。
自然の一部であるわたしたちの体や心、そしてそれを作って支えてくれている自然に対しての恩恵を感じられる時間を過ごすことができるかもしれません。
3. ゆっくり味わって食事をする
食事をすることも義務になっている方は、ぜひ背骨を立たせてゆっくりダイニングに向かって見てください。忙しいと、”ながら食べ”や噛まずに飲み込んで食べるという方も少なくないかもしれませんね。
わたしたちの食べているものの多くは自然からの恵み。わたしたちの体と心に取り入れるために感謝しながら食べることは自然に寄り添うことにつながりますよね。
目・鼻・耳・口・皮膚の五感を使って、食べることを楽しんでください!
4. 家庭菜園をする
都心に住んでいても今は小さなベランダや室内でも簡単に家庭菜園をすることができます。ハーブなどは家庭菜園初心者でも簡単に育てられる上に、お料理にも使いやすいのでおすすめです!
また「興味はあるけれど、家ではどうしても育てられない…」と言った方であれば、シェア畑などを利用してみるのも◎。週末の過ごし方が充実するかもしれません。
5. 植物を愛でる
テレワークが続く方などは、お花や観葉植物を飾ってみるのもお部屋が明るくなる上、植物の癒やしのパワーを感じられ自然を身近に感じることができるのではないでしょうか。
切り花よりも、観葉植物やプリザーブドフラワーなどがおすすめです。
6. 自然の中で体を動かす
ヨガを練習している方であれば室内で練習することも多いかもしれませんが、自然の中で体を動かすとフレッシュな空気や風、木々の音色を感じながら練習ができて楽しめるのではないでしょうか。
「自然の中」と聞くと「森?ビーチ?」と想像しがちですが、わざわざ遠出しなくてもOK!近所の公園や広場でも十分。「恥ずかしい」という方であれば、ちょっとグリーンの多い場所を散歩するだけでもOK。
7. ゆるいミニマルな暮らしにシフトする
自然の中で暮らしていても、何でもカードとインターネットさえあれば何でも手に入るというのが現代。ですので田舎に住んでいても大量消費に流されている人も少なくありません。
都心にいてもそうした大量消費に流されないことは自然に寄り添った暮らしの一つです。ストイックなミニマリストになる必要はありませんが、”散財しない”、”なるべく自然派な商品を購入する”、”電化製品の使用を考える”などといった”ゆるい”ミニマルな暮らしへシフトをはじめてみるのはおすすめです!
住む場所は関係ない
住む場所はもちろん大切。「ここにいると何だか落ち着く」という場所が見つかった人は、とても幸運なことですよね。
けれど、住む場所がどこであろうと、わたしたちの自然の一部であることは変わりありません。都会に住んでいたからといって、自然からかけ離れた暮らしになるわけではありません。
忙しい暮らしの中ではありますが、少し意識を変えるだけで自然がとても身近に感じられるようになるかもしれません!
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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