【決定版】太陽礼拝の歴史・効果・やり方・深めるヒントを世界のトップヨガ講師が徹底解説!

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David Martinez
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神聖なる太陽への祈りとマントラ

神の光への祈り、ガーヤトリー・マントラを唱えてプラクティスにインスピレーションを与えよう。

Om bhur bhuvah svah(オーム ブール ブヴァハ スワハ) 永遠、大地、空、天
tat savitur varenyam (タット サヴィトゥル ヴァレーニャン)太陽の栄光と輝き
bhargo devasya dhimahi (バルゴー デーヴァシャ ディーマヒ)その光を深く感じ取ることができますように
dhiyo yo nah prachodayat.  (ディヨー ヨー ナハ プラチョーダヤート)太陽がマインドのインスピレーションとなりますように
―ダグラス・ブルックスの英語訳より翻訳 

ガーヤトリー・マントラが初めて見られるのは、紀元前1800年から紀元前1500年の間に書かれた初期の『ヴェーダ』の聖典、『リグ・ヴェーダ』においてである。このマントラは、『ウパニシャッド』では重要な儀式として、『バガヴァッド・ギータ』では、神の詩として言及されている。ラジャナカヨガの流派の指導者であり、ロチェスター大学の宗教学の教授であるダグラス・ブルックス博士によると、ガーヤトリーは、『ヴェーダ』で述べられる最も神聖なフレーズなのだという。「これ以上古く神聖なマントラはないんだ。詩から幸福を得られる瞬間だよ」 

このマントラは、太陽の神であるサヴィトリへの賛歌である。ブルックスによると、マントラにおける太陽は、実際の太陽と、あらゆるものに宿る神の象徴であるという。「『ヴェーダ』では、実際の太陽の存在と、そのスピリチュアル的、象徴的な意味合いを区別しないんだ」と彼は言う。
マントラを唱える目的は3つある。まずは、太陽にお返しをすること。「私の先生は、太陽は与えはしても、決して受け取らない、と言っていた。このマントラは、太陽へお返しするためのギフトであり、太陽からの寛大な贈り物を讃え、感謝を捧げることなんだ」

第2の目的は、智慧と悟りを探し求めることだ。このマントラは、あなたの形に瞑想し、あなたの存在に明るく照らされますように、という太陽への願いだ(太陽は光とエネルギーというギフトを、批判をせず、それがもたらす結果へ執着することなく、生きとし生けるものに与えていることを考えてみよう)。 
最後に、このマントラは、命を与える太陽と神の両方への感謝の意の表現となっている。ブルックスは、このマントラを心で感じるようにすすめている。「言葉の意味そのものよりも、マントラから受ける感じが重要なんだ。これは、インドの古代のビジョンとつながるよう促す捧げものであり、神へ心を開くためのひとつの方法なんだ」と彼は言う。「マントラには、最も古くからある光への熱望を感じるよう現代のヨギを誘い、現代のヨガと『ヴェーダ』の伝統を結びつける効果があるんだ」

文●ケリー・マクゴニガル博士は『 Yoga for Pain Relief』の著者であり、スタンフォード大学にてヨガと心理学を教える。詳しくは kellymcgonigal.com まで。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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text by Kelly McGonigal, PhD photos by David Martinez
model by Sarah Tomson Beyer, Cortney Cantrell styling by Lyn Heineken
hair&Make-up by Veronica Sjoen & Tamara Brown / Artist United translation by YUKO
yoga Journal日本版Vol.71掲載

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