ヨガポーズでできる「逆子体操」〜帝王切開を避けたい妊婦さんに、まずは自宅で試してほしいこと〜

八田幸子

ヨガポーズでできる「逆子体操」〜帝王切開を避けたい妊婦さんに、まずは自宅で試してほしいこと〜

八田幸子
八田幸子
2020-11-11

妊娠後期に入ると気になるのが逆子。逆子のまま正産期を迎えて帝王切開になるのは避けたい...! そんな妊婦さんは、まず自宅でできる「逆子体操」を試してみてはいかがでしょうか?

こんにちは、八田幸子です。「声で心を整える」をコンセプトに、日本ボイスヨガ協会を主宰しています。

私は2020年に第一子を出産したのですが、妊娠中は逆子状態が長く続いていました。私自身が胎児期に逆子で、母が帝王切開で産んでくれたので同じようになるかしら...なんて思っていたのですが、妊娠8ヶ月目に「逆子体操」をしてみたら1日で驚くほどすんなり正常な位置に動いてくれたのです。鍼灸などアプローチは様々ありますが、まずは自宅でできることを試したいという妊婦さんのために、今回は逆子体操のやり方やポイントを動画を交えてお伝えします。

逆子とは

逆子とは、赤ちゃんの頭が下にない状態、つまり上を向いたり横を向いたりしている状態のことを言います。 妊娠中期までは子宮内の容積に比較的余裕があるため、赤ちゃんは動き回って体勢を変えています。しかし、身体が大きくなるにつれて頭が重くなるので、分娩時期が近づくと通常は子宮口のある下を向いた状態になります。ほとんどの妊婦さんは分娩までに赤ちゃんの向きが正常になり、分娩時に逆子である確率は3~5%程度だと言われています。逆子の診断は妊婦検診で30~32週頃を目安に行われます。

逆子体操のやり方

逆子体操には、主に以下2つのやり方があります。動画の中で説明しているのでご覧ください。

1. 胸膝位(きょうしつい)
2. 橋のポーズ

※ポイント
・主治医と相談の上で行ってください
・28〜30週頃から初めて34〜35週目に終わりするのが目安です
・腹帯を外してリラックスした状態で行いましょう
・体が暖まっている時に行いましょう
(体が冷えていると子宮の筋肉が収縮して固くなってしまいます)

逆子の効果

逆子体操を行なうと頭の位置が骨盤よりも下になるため、脳の下垂体が刺激されて赤ちゃんの胎動を促すことが期待されています。しかし、逆子体操を行なうことで100%逆子が直るわけではありません。専門家の間で効果については意見が分かれており、逆子体操をしてもしなくても一緒だという医師もいれば、しない方が良いという医師もいます。ただ、実際に逆子体操を行って逆子が治ったという事例は沢山あります。筆者である私もその1人です。妊婦さんだけでなく、出産を控えているお友達や家族がいる方にも是非ご参考にして頂けたら幸いです。

さいごに

逆子になってしまっていることを責めたり過度に不安になったりする必要はありません。どんな形の分娩になったとしても、出産はお母さんと赤ちゃんのかけがえのない体験です。逆子体操を行うときは、赤ちゃんと会えることを想像しながらポジティブな気持ちで行ってください。話かけながら、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね。母子が文字通り「一心同体」な時間を満喫できますように。

八田幸子 / 日本ボイスヨガ協会代表
「声で心を整える」をコンセプトに、ボイスヨガ指導者養成講座を主宰しています。(voiceyoga.jp) スポーツキャスター時代の悩みだった声枯れを改善するために編み出した独自の「声ヨガ」プログラムは、YouTubeに体験動画を載せているので興味のある方はご覧ください。(youtube.com/c/VoiceYoga) 20歳で単身渡印してヨガ発祥地のリシケシで講師資格取得。 現在はRelook株式会社CCO(最高コンテンツ責任者)として、マインドフルネス瞑想アプリ(relook.app)の監修・ナレーションを手がけています。SNS:linktr.ee/voice_yoga

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