ニキビができた時のお助け食材! スーパーフードエキスパートが選ぶレスキュー食材4選
マスクを着用することでの蒸れや摩擦による刺激。生活様式の変化によるストレス。気付いたらニキビがポツリ、あ……ここにも。「スキンケアやメイク方法を工夫してもなかなか治らない」というニキビの悩みを抱えている人は、身体の内側からもアプローチしてみてはいかがでしょうか。今回は、ヨガインストラクターのほかにスーパーフードエキスパートや雑穀スーパーフードマイスターなど複数の食の資格を持つ筆者が、ニキビができたときのお助け食材を紹介していきたいと思います。
1・お肌ツルツル雑穀「はと麦」
お肌ツルツル食材として有名なのが、はと麦。
起源は東南アジアであり、中国では殻を取り除いたものを「ヨクイニン」と呼び利尿作用や滋養強壮作用があるとされ、日本でも古くから漢方薬のひとつとして珍重されています。
民間伝承の効果としてはいぼ取り、鎮痛、健胃、整腸。利尿作用があるので、身体に熱がたまることで出来るニキビにもよいというのがお肌ツルツル雑穀で「食べる化粧水」とも呼ばれるはと麦なのです。
取り入れ方としては白米に雑穀のはと麦を加えて炊飯するのもよいし、お茶などの飲み物から摂取してもよいでしょう。最近でははと麦が入ったブレンド雑穀も販売されているし、市販のお茶にもはと麦入りというものがあるのでチェックしてみてください。
2・美容のビタミンが豊富「キヌア」
お次は「美容のビタミン」と呼ばれるビタミンB2が豊富なキヌアです。
ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康を守る働きを持つ栄養素。脂質の代謝を促すため、ニキビの原因となる皮脂の分泌をコントロールしてくれます。細胞の再生にも関係し、肌の生まれ変わり・ターンオーバーを助ける働きも持つことからニキビや吹き出物の悩みに〇というわけ。
また、ビタミンB2は体内でエネルギーを作り出すときに大量に使われてしまうだけでなく、水溶性の栄養素なので蓄えておくことができませんので、意識的に摂取することが美肌の鍵となるでしょう。
キヌアの話しに戻りますが、キヌアは雑穀のなかでもビタミンB2の含有量が多いのが特徴です。茹でてサラダや煮物、カレーなどにかけたりして食べてもよいですし、こちらもまた白米に混ぜて炊飯してもよいです。
茹でる前は目の細かいザルでよく洗い(無洗タイプなら洗わなくてOK)、たっぷりの湯で15~20分ほど白いひげのようなものがピンと出て半透明になるまで火にかけます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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