コロナ時代の"夏ヨガ"で気をつけたい「清潔を保つ方法」とは
これから夏本番に向けて、ますます気温が上がり続ける中、ヨガをプラクティスする際に気になるのは「衛生面」。そこで今回はこれから夏本番を迎える前に、清潔にヨガを楽しむポイントを1年中温暖な気候の下ヨガをプラクティスする筆者がご紹介します。
ヨガウェアはコットン素材がおすすめ
ヨガ練習に欠かせない「ヨガウェア」。肌に触れるものこそ常に清潔さを保つことで心もスッキリします。どんなに見た目がキレイでも、湿気や汗のベタつきでお世辞にも清潔とは言えない場合も。夏場のウェアは、動きやすくて吸湿性の高いコットンヨガウェアがおすすめです。
コットン素材は、赤ちゃんの衣類にも使用されるなど肌に刺激が少なく、また肌触りがよく着心地抜群!水分を吸収しやすい素材です。そのためコットン生地のヨガウェアを着ると汗をかいてもすぐに吸収され、ベタついて不快にならずヨガに集中できるんです。耐久性に優れているため長持ち。天然素材を選ぶことでマイクロプラスチックの削減にも役立ち、サステナブルにも貢献できます。
ウェアはすぐに洗濯しよう
汗をたくさんかいたヨガウェアは出来るだけすぐに洗濯しましょう。汗で濡れたままのウェアを放置すると雑菌が繁殖し、ニオイの元になってしまうことも。洗濯を終えたヨガウェアは、風通しの良い日陰で乾燥させることもお忘れなく!
またヨガウェアのお手入れは手洗いが基本ですが、時間がない時は洗濯機を使って洗ってもOK。ただし、表部分のデザインが傷ついたり絡まったりするのを防ぐために、ヨガウェアを裏返して1着ずつ洗濯ネットに入れ、手洗い(弱水流)モードで洗濯するのがおすすめです。
マイヨガマット・ヨガラグを持参しよう
もちろんスタジオも除菌を含めて衛生管理はしっかり行っているけれど「共有」することに抵抗がある方は、スタジオのマットではなく、マイヨガマットまたはヨガラグの持参をおすすめします。
ヨガラグとは、その名の通りヨガマットの上に敷いて使うラグのことで、ヨガマットを清潔に保つことができるんです。ヨガマットを使い続けると汗などでどうしても汚れてしまいます。ヨガマットは洗濯できないものも多くありますが、ヨガラグは洗濯可。衛生的に使い続けられます。
ヨガマットはゴム製のものが多いため、汗をかいてしまうと滑ってしまい、夏場などは特にヨガのプラクティスに集中できないという方も少なくありません。ヨガラグは吸水性と速乾性に優れているため、マットに落ちる汗を吸い取ってくれるので、滑らず快適にヨガを楽しむことができます。
プラクティス後、自分で使用したヨガマットの清掃もしっかりと行うこともお忘れなく!
プラクティス後の手洗い・シャワーは必須
プラクティス後は「手洗い」と「シャワー」は必須。ヨガスタジオに限らず、不特定多数の人数が集まる場所には、一見きれいに見えても細菌やウィルスなどが落下している恐れがあります。
プラクティス後は、「手・身体に付着した菌を体内に入れない」「体に付着したままにしない」「それらを広めない」ことが重要です。
一定の距離を保って
筆者の住むシンガポールでは2020年7月3日現在、5人以上集まることが禁止されています。ヨガスタジオでのプラクティスの際も、もちろん一定の距離を保つことは配慮されているとは思いますが、自分でも距離を保つことは常に念頭に置くように心がけましょう。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。 House of Emma: https://house-of-emma.com/
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