「インド旅行」を計画する時に知っておきたい8つのこと【夏休みにインドに行こう】
どこへ行くのか、何を見るのか、そして滞在期間はどれくらいにするのかを自分で決めることは面倒なことです。ヨガと瞑想のティーチャーを対象としたインドやその他の国々のリトリート・サーチサイト、Perillo’s Learning Journeysの代表であるキャロル・ディモパウロスさんにどこから始めたら良いか、最高のアドバイスを頂きました。
ポイント1:いつ行くかを決める
ほとんどの専門家は、気温が低く、旅行に適した冬(11月から3月)がインドを訪れるのに最適な時期だと述べる一方、ディモパウロスさんによると6月下旬から8月中旬は唯一避けるべき時期だと言います。「6月下旬から8月中旬以降は大変訪れる価値が高いでしょう」と彼女は言います。「例えば、9月中旬から下旬まではモンスーンシーズンの直後で、旅行料金は手頃です。そして私はいつも、ディーワーリやホーリーなどのお祭りの時期にインドを訪れるのが大好きです。文化に溶け込むには本当に素晴らしい方法と言えるでしょう」。
ポイント2:どこへ行くかを決める
インドは広大です。また、雪に覆われた山々から熱帯のビーチまであらゆるも景色を見つけることができる国です。ディモパウロスさんは初めての訪問には北中心の旅を勧めています。「ヨガの観点からすると、ヨガのプラクティスを理解する上で最も重要な場所が数多く存在します」と彼女は述べます。
ポイント3:観光ビザを取得する
出発の少なくとも1か月前に、政府のウェブサイトにログオンしましょう。このホームページから6か月間の旅行が有効なVISAの支払いが可能です。もし再びインドに戻る予定がある、もしくはもっと長く滞在したいと思う場合には、10年VISAを申請することをディモパウロスさんはお勧めしています:「他の多くのヨギーのようにインドをまた訪れたいのであれば大変お得です」旅行前ぎりぎりにVISA申請する場合には、iVisaのような民間会社を利用することも可能です。その場合、時間の節約にはなりますが、費用は通常よりもかかるでしょう。
ポイント4:予防接種を受ける
予防接種に関しては個人的な選択であり、インドで税関を通過する際に予防接種の証明書を提示する必要はありませんが、ディモパウロスさんは疾病管理予防センター(CDC)のWebサイト上で予防接種の推奨事項に関して確認することをお勧めしています。「旅行先によっては、CDCの推奨事項は異なります」と彼女は言います。「主治医または旅行医療の専門家に自分には何が適しているか相談してください」。
ポイント5:旅行保険に加入する
ディモパウロスさんは言います。「旅行保険は必須です。旅行保険は自宅から遠く離れた地で起こるかもしれない健康上の問題に対応してくれるだけではなく、現地から航空搬送されるなどの緊急事態にも対応し、またスーツケースがなくなったり、飛行機が遅れたりした際にもその経費を請求することができます」旅行保険会社に関しては多くの選択肢があります。あなたの旅行に最適なプランを見つけられるよう、調べる時間の余裕を持ちましょう。
ポイント6:電車予約は事前に行う
広範囲をカバーするインドの鉄道を利用することは便利で予算重視の旅行に最適です。ただし、列車は数週間前または数ヶ月前に予約されることが多いため、事前に列車のチケットを確保することをお勧めします。ディモパウロスさんは自分でチケットを手配することはもちろん荷物を運ぶことも困難な場合はあると言い加えます。そこで彼女は、公式の旅行代理店にチケットの手配を依頼し、荷物を運ぶ手助けをしてくれるポーターを事前に手配することをお勧めしています。
ポイント7:何を詰めるべきか理解しておく
しっかり準備を行いましょう。そしてインドの文化に敬意を払いましょう。ここではディモパウロスさんがインドを訪れる際、必ず準備するものをご紹介します。
軽量ショール
「寺院を訪れて式典に参加するときは、肩を覆う必要があります」とディモパウロスさんは言います。
快適で履きやすい靴
「インドの寺院や家に入る際には靴を脱ぐ必要があります」と彼女は言います。
温かい上着
夏に訪問する場合でも、北部の高地にある都市は夜寒くなります。「言うまでもありませんが、エアコンがきつすぎる場所に遭遇することもあります」と彼女は言います。
ハンド・サニタイザー(消毒液)
これはどんな旅にも持っておくと便利なアイテムですが、インドでは多くの人が自分の手で食べ、お手洗いに流水や石鹸があるとは限らないため、特に重要です。
ポケットティッシュ
必要に応じてトイレットペーパーとして簡単に兼用できます。
ジンジャー・チューズ
(嚙むジンジャーキャンディのこと。もしくは胃の調子を整える何か)
「曲がりくねった山道を運転していると、普段は乗り物酔いをしない人でも調子が悪くなる可能性があります」とディモパウロスさんは述べます。
ポイント8:インド旅行に向けて心の準備する
ディモパウロスさんによると、インドへの旅が初めてであれば全て事前に準備することは不可能ですが、事前にインド文化について読んだり、学んだりしておけば、実際訪れたときにショックや驚くような感覚があっても、それらを受け止める心積もりができるでしょう。
「インドはあらゆる感覚で感じるような場所です」と彼女は言います。「臭い、音、味、そして色、最初は少し混沌としていて圧倒されるかもしれませんが、それはすべて経験の一部にすぎません。全てのものに対してオープンな気持ちでいましょう、そうすれば、この素晴らしい国を思い切り楽しむことができるでしょう」
今回教えてくれたのは…ミーガン・ラビットさん
ミーガン・ラビットは、『ヨガジャーナル』のシニア・エディターを務めている。
ヨガジャーナルアメリカ版/「8 Tips to Consider When Planning a Trip to India」
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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