お悩み「ヨガ哲学に興味が持てない」に対するヨガ的アドバイス
「ヨガのポーズを取るのは好きだけど、ヨガ哲学には興味が持てない」と考えてしまう人も、「そもそもヨガ哲学って、知らなくちゃダメなの?」そんな疑問を持っている人も!ヨガ哲学に詳しい3人の先生のアドバイスに耳を傾けてみて。
お悩み「ヨガ哲学の勉強がつまらない。興味を持てるようになるには?」
向井田先生のアドバイス「学び初めはいい先生に教わるのが◎
自分で一から勉強しようとするとなかなか難しいので、初めは全体をよく理解している先生や、楽しいと感じる先生のもとで学ぶのがいいと思います。ひとりだと、自分の理解できる範囲を越えることは難しく、時間もお金もかかりそうです。納得いくまで学べば、後はひとりで学びを深めることもでき、迷いなく一生ものの知恵を得ることができるはずですよ。
谷戸康洋先生のアドバイス「興味が湧くまで待ちましょう」
自分の中で、興味が湧くまで待つことですね。ヨガの教えは「きちんと学ぶ準備ができている人にのみ教えなさい」といわれています。それは、興味のない人に教えるとゆがんで伝わってしまうから。本当に学びたいと思った時が、学びのタイミングです。ヨガ哲学に興味を持てなくても、今が幸せで、楽しいのであれば、それを優先したらいいと思います。
乳井真介先生のアドバイス「ヨガ哲学は人生の取扱書。知っていると、人生をすごく楽しめます」
ヨガ哲学は、人生の真理が凝縮された「人生の取扱説明書」です。ルールがわかるとスポーツやゲームを楽しむことができるように、取り扱い方を理解すると、人生を存分に楽しめるようになります。ぜひ、頑張って勉強してみてください。
教えてくれたのは...
向井田みお先生
アンダーザライトヨガスクールでヨガ哲学クラスを担当。1999年、ヨガと出会い、2005年からSwami Dayanandaのもとで、インド哲学古典経典、瞑想、サンスクリット語を学ぶ。
谷戸康洋先生
2006年にwhite birch yoga group、'12年にスタジオ「fika」を設立。ヨガとキネシオロジーの融合など、ユニークなクラスが人気。本誌連載「漫画で読むヨガ哲学」を監修。
乳井真介先生
リラヨガ・インスティテュート主宰。インド政府公認ヨガインストラクター。ヨガ哲学に関する著書に『ヨーガの魔法』(バードリンク)。本誌連載「漫画で読むヨガ哲学」も監修。
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