人気ティーチャーが指南!クラスで見かけるNGポーズ改善法とヨガ初心者の疑問Q&A

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 人気ティーチャーが指南!クラスで見かけるNGポーズ改善法とヨガ初心者の疑問Q&A
Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

代表ポーズ2:手に気を取られがちな「鷲のポーズ」は、組み方の順番を覚えてトライ

「鷲のポーズを行うと、内臓が引き上げられ胃腸の働きを活性化できるほか、脚の引き締めやむくみの解消も期待できます。ヨガビギナーの中には、複雑な手の組み方に気を取られて集中できなかったり、骨盤がゆがんでしまいポーズが安定しない人も多いはず。手と脚の組み方を別々に練習してからポーズに入ると安定します」(岡清華先生)

NGポイント:手の組み方に迷うと心ここにあらずの状態になり、体の軸を意識できずポーズのキープが困難。

ワシのポーズのNG
ワシのポーズのNGポーズ/Photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

手の組み方は順番を覚えればOK

手の組方
ワシのポーズの手の組方/Photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

①手のひらを上に向けて両腕を体の前にまっすぐ伸ばす。

②左腕を上にしてなるべく深くクロスする。

③肘を90度に曲げて両手の甲を顔の前で合わせ、押し合うようにして体の中心に寄せる。

④手のひら同士を合わせ、指先を真っ直ぐ天井に向ける。

ポイント:1ステップごとに確認しながら手の組み方をマスター。正しく組めるようになったら、首と肩の距離を長く保ち肘を肩までアップさせる。

初心者はこれでOK

正しく体が使えない状態で完成形にこだわると、ポーズの効果が得られないばかりかケガにつながります。手を組むのが難しい場合は、体の前で両手を合わせる「合掌」でトライしてみましょう。最初は脚も組まないでOK。骨盤を正面に向けたままお尻を下げ、恥骨と胸の間を長く保ち胸を天井に引き上げて。さらに、足裏と頭頂で引き合い、両手、両脚をそれぞれ押し合うと安定感を感じられます。

ポイント:優先するのはポーズの形ではなく、正しい体の使い方。ファーストステップは、手と脚を組まず全身の安定を感じられるようになることが大事。

ワシのポーズの軽減ポーズ
ワシのポーズの軽減ポーズ/Photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

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Photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
Text by Ai Kitabayashi

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