まだ間に合う!【短期間で浮き輪肉を落とす方法】腰を上下に動かすだけ「リズミカル骨盤上下運動」

 まだ間に合う!【短期間で浮き輪肉を落とす方法】腰を上下に動かすだけ「リズミカル骨盤上下運動」
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憧れの引き締まったウエストラインが、短期間で手に入ったらいいのになぁ…と願う人は多いのではないでしょうか? 本日は簡単に効果を感じられる「浮き輪肉撃退運動」を紹介します。

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くびれ筋は背中にあり

ウエストを引き締めるには脇腹や腹筋を鍛えなくてはいけないのでは、と思いがちです。確かにその部位を鍛えることもくびれ作りには必要ですが、実は体の後ろ側にある筋肉を使うこともウエストを絞るために必要なトレーニングです。

くびれを作る「腰方形筋」と「広背筋」

腰方形筋と広背筋は上半身の背面部にある腰の筋肉です。これらの筋肉は腰や背骨を支えていて、腰を前後や左右に倒す、骨盤の前後に傾けるといった役割があります。腰の動きだけでなく全身の運動と姿勢維持にも関与するので、日頃デスクワークや車の運転時間が長い、立ちっぱなしやかがんだ姿勢が多い人は、固くなりやすい部分でもあります。

浮き輪肉の原因筋
イラストAC 

この二つの筋肉が硬くなって腰の血流が悪くなると、腰痛を発症したり、腰回りに脂肪がつきやすくなってしまいます。それを防ぐためにも、軽めのストレッチや運動を心がけましょう。腰方形筋と広背筋の柔軟性と筋力が保たれると、浮き輪肉をくい止めることができます

くびれを目指す「リズミカル骨盤上下運動」

今回ご紹介する運動はその場で立って行うもの。

腰方形筋と広背筋が引き締まることで背中全体の引き締めになり、ウエストラインが出やすくなります。骨盤の歪みや腰痛の解消、腹筋も連動して動かすことから、腸を刺激して便秘の改善などにも効果的です。

運動は、音楽に合わせて動くもよし、テレビCM中や料理をしている時の待機時間など、ほんのわずかな時間で手軽にできるのでぜひ続けてみて下さい。

運動の手順

基本姿勢:腰幅に脚を開いて立ち、手は腰に添える。

(1) 右の脇腹を締め、骨盤の右側を引き上げる。右足はかかとが地面から浮く状態。

(2) 引き上げた骨盤を元に戻しながら、今後は左の脇腹を締めながら左の骨盤を引き上げる。左足はかかとが地面から浮く状態。

この二つの動きを20回ほど繰り返します。脇腹を締める時は、腰方形筋や広背筋など腰の筋肉を引き寄せるイメージをしながら行ってみましょう。

骨盤上下運動
Photo by Sayaka Utsunomiya

もし、動かしづらさやイメージがしづらいような時は、腰に当てた手を真上に伸ばして行いましょう。腕も一緒に動かすことで、骨盤の上下がしやすくなります。

以下動画からも運動の詳細を確認いただけます

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AUTHOR

宇都宮明香

宇都宮明香

五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。



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