「お腹が張ってつらい…」妊婦さんもOK!お腹に溜まったガスを抜くヨガポーズ2選
ガスが溜まりお腹が張って困っている…。今回はそんな方におすすめしたいガス抜きのためのヨガポーズをご紹介します。簡単なのでぜひやってみてください!
お腹が張ってつらい...
お腹がガスでパンパンに張って苦しい経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?ガスが溜まってしまう原因は以下のことが考えられます。
● 早食いやあまり噛まずに食べることで空気をたくさん飲み込んでいる
● 猫背で前屈みの姿勢が続くことで腹筋が弱まり、排出する力が弱まっている
● ストレスのせいで自律神経が乱れ、胃腸の働きが悪くなっている
● 暴飲暴食や偏った食生活で腸内環境が悪くなり胃腸の機能が低下し、ガスが発生しやすくなる
● デスクワークなど座り姿勢が長いため、腸の蠕動運動が弱くなっている
逆を返せば、このような生活習慣や食事で気を付けるだけでガスでお腹が張ることが防ぐことができます。
ヨガにはガス抜きのポーズがある
ヨガのポーズにガス抜きのポーズという名前のポーズがあります。
このように仰向けになり、片足あるいは両足を自分の方に寄せてお腹を圧迫し腸に刺激を与えるポーズで、お腹に溜まったガスの排出にとてもおすすめのポーズです。しかし、生徒さんの中ではお腹をうまく圧迫できない方も多く、また、妊娠中の方はお腹を潰してしまうのでおすすめできないポーズです。
そこで今回は、お腹がつっかえてしまう方や妊娠中の方でもOKなポーズをご紹介します。
妊婦さん&お腹がつっかえる方もOK!ガス抜きのためのヨガポーズ
ハッピーベイビーのポーズ
股関節を刺激するポーズで下半身のリンパの流れが良くなります。また、疲労解消や自律神経を整える効果もあり、腸の活性化に役立ちます。婦人科系のトラブル解消にもおすすめのポーズです。膝を開くのでお腹がつっかることがないので妊娠中の方も行えます。
<やり方>
1)仰向けに寝転がる
2)両膝を胸の方に寄せたら足裏を天井に向け、脚を腰幅より広めに開く
3)両手で足裏を持つ。足裏を持つのは内側からでも外側からでもどちらでもOK
4)両手で足裏を床の方に押し、両膝が脇に近づくようにする
両手で足を持つのが難しい場合は、片方の足は伸ばした状態で片足ずつ行ってもOKです。
<ガスを抜くためのおすすめの動き>
● ポーズをとったらそのまま深く腹式呼吸する→息を吸いながらお腹を膨らませ、息を吐きながらお腹を萎ませるような腹式呼吸をすることで内臓の動きが活性化しやすくします
● ポーズをとったまま左右にゆらゆら揺れる→仙骨の上あたりに蠕動運動を促すツボがあり、そこが刺激されることで滞っていたガスが動き始めるきっかけになります
パピーポーズ
背中や肩などのストレッチで紹介されることの多いパピーポーズですが、実はこれもガス抜きにおすすめです。
<やり方>
1)四つん這いの姿勢になる
2)お尻の位置は変えず両手を前に歩かせる
3)お尻を天井に突き出しながら胸や脇をマットに近づけて上半身を伸ばす
4)おでこか顎をマットに預け肩の力を抜く
おでこか額がマットにつかない場合はブロックを置くと楽にポーズがとれます。
<ガスを抜くためのおすすめの動き>
● お尻の向きをなるべく天井に向ける→おなかが傾斜し、下垂した内臓を元の位置に戻ったり、空気であるガスがお尻の方に移動するので排出しやすくなります
● ポーズをとったらお尻を左右に揺らす→ガスが動き始めることがあります
▼ 動画を見ながらポーズをチェック▼
ヨガインストラクターの私も実際にガスが溜まった時はこのヨガポーズをやってガス抜きをしています。ぜひみなさんも実践してみてください。
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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