【寒い日の鍋】いつも同じ具材になっていない?シミやしわ…お悩み別「具材の選び方」管理栄養士が提案
寒くなり鍋が美味しい季節ですね。鍋というといつも同じ具材で飽きを感じていませんか?同じ野菜であっても、選ぶ野菜によって効果が違います。どんな効果がいいか楽しみながら選ぶと、いつもの鍋も違った鍋になりますよ。
鍋が無性に食べたくなるのはなぜ?
手がかじかむ寒い日には、7割の方が「鍋にしよう!」と思うようです。気温が18度を下回ると、2人に1人は鍋を食べたくなり、体の芯からほっこり温まる料理を好む傾向にあります。一度にたくさんの野菜やたんぱく質が摂れ、栄養バランスも整いやすい万能メニューも好まれる理由です。
鍋の人気具材は?
1位白菜、2位豆腐、3位鶏肉、4位豚肉、5位つくね、6位長ネギ、7位えのき 毎回鍋に入れている具材が並んでいるのではないでしょうか?
腸活に期待できる鍋
キムチ鍋汁、しょうが、ゴボウ、キャベツ、おくら、サトイモ、厚揚げ
キムチの乳酸菌は腸内環境を整えます。食物繊維には、水溶性1に対して不溶性2がベストバランス。ごぼうやキャベツ、おくらサトイモなどは食物繊維のバランスが黄金比の野菜です。生姜は加熱することで、ショウガオールが増えポカポカ温活効果があります。
美白効果の期待できる鍋
トマトのリコピンの鍋汁、キャベツ、玉ねぎ、パプリカ、ブロッコリー、エビやサーモン
パプリカのビタミンCにアスタキサンチンがトップクラスのエビやサーモンで、紫外線ダメージを軽減しながら美白ケアできる鍋。リコピンには美白効果があり、煮込むことで吸収率がアップします。
美肌に期待がきる鍋
麹の味噌鍋汁に、豆腐や湯葉、生芋こんにゃく、白菜、にんじん、ほうれん草などのβ‐カロテンが豊富
味噌の麹や豆乳や湯葉のイソフラボンには、美肌に導く効果があります。β‐カロテンにはお肌のバリア機能を正常に保つ作用があります。生芋こんにゃくには保湿効果が高く美肌にとって欠かせない効果たっぷりの栄養鍋。
アンチエイジングに効果が期待できる鍋
豆乳鍋汁に、アボカド、かぼちゃ、鶏むね肉、きのこ
ギネスにも載る世界一栄養価の高い果物であるアボカドには、ビタミンEが多く良質脂質が豊富です。かぼちゃのビタミンACE(エース)には、抗老化作用がたっぷり含まれます。きのこのエルゴチオネインは、アンチエイジング効果が高いと言われています。
美容効果の具材を選んでキレイになりましょう!
【参考文献】
ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、摂る栄養素や組み合わせをとことん“美”にこだわりインナーケアする美容食で、体の中の細胞を目覚めさせ、整え、キレイにしていきます。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えしたいです。Instagram:@beauty.diet_keiko
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
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