FOOD
【芽が出たニンニク】食べても大丈夫?毒がある?「ニンニクの芽を取る理由」と安全な食べ方


「ニンニクの芽は取る」と良く耳にしますが、実は毒があるからではなく、別の理由があることをご存知でしょうか。今回はそんなニンニクから生えてきた小さな芽について解説します。
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ニンニクから生え始めた小さな芽は食べても大丈夫

「ニンニクの芽は取って調理する」という方も多いと思いますが、実はこれ、芽に毒があるからではなく、刺激が強い・焦げやすい・えぐみやアク、辛味が強いという理由から、調理に支障が出たり、料理の味が落ちるという理由から言われていることをご存知でしょうか。
「ニンニクの芽」という野菜があるように、ニンニクから出た芽に毒はなく、食べても大丈夫な芽なのです。
「ニンニクの芽」と言われる野菜は本当は「ニンニクの茎」
今が旬の「ニンニクの芽」ですが、ニンニクから出た青い芽は「発芽葉」と呼ばれる茎の部分を指します。

ニンニクの芽(野菜)は、ニンニクと同じような栄養素が含まれており、それらに共通するにおいの成分となるアリシンには、疲労回復・殺菌・抗菌効果・胃腸の働きの促進(食欲不振の回復)などのはたらきがあります。
同じ芽でも…じゃがいもの芽は危険?
ニンニクの芽に毒はありませんが、じゃがいもの芽には毒があります。

体調により、1~2個食べただけでも吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・めまいなどの症状として現れる場合がありますので、注意しましょう。
芽が出にくいニンニクの保管方法
購入したニンニクをひとつひとつバラし、紙の箱に入れて冷蔵庫で保管するだけで、ニンニクの芽が出にくくなり長期保存が可能になります。
今が旬のニンニク。鮮度を保ち美味しく保存できる方法もぜひお試しください。
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