5月の紫外線に要注意!「食事」でできる紫外線対策とは?
紫外線への意識が高まる真夏に比べて、5月はうっかり紫外線対策を忘れてしまいがち。初夏にあたる5月は紫外線が真夏並みに厳しく、美容のためにも、実はこの時期からの紫外線対策が大切です。日焼け止めを塗ったり、日傘やサングラスを使ったり…外からのケアにプラスして、内からもケアする「食事」からの紫外線対策も実践したいもの。今回は、手軽に取り入れやすい食材ではじめられる「食事」からの紫外線対策方法をご紹介します。
夏本番前!実は、5月の紫外線に要注意
紫外線というと、ギラギラした日差しが照りつける夏というイメージが強いかもしれませんが、実は、5月になると、UV指数が「非常に強い」日がではじめるようになるため、日差しが強くなってきたこの時期から、紫外線対策をしっかり行うのが美容にとってとても大切です。紫外線には、UV-A波とUV-B波の2種類あり、シミやシワ、たるみの原因となるのはUV-A。4月から急激に増えて5月が年間で最大量降り注ぐと言われています。外からの対策にプラス、カラダの内側からケアする「食事」からのも補う紫外線対策も取り入れてきましょう。
カラダの内側から!紫外線対策をはじめましょう
日焼け対策に効果的なものは、抗酸化作用の強い成分をもつ食材を取り入れることがおすすめです。特に「トマト」には、多くのリコピンという”ファイトケミカル”が含まれます。太陽の光を浴びて育つ植物は、太陽の強い紫外線から身を守るために、自分自身の中に抗酸化力のある成分を高めます。それが、ファイトケミカルです。畑で太陽を浴び、真っ赤に熟れたトマトのリコピンは、ビタミンEの100倍の抗酸化力があるとも言われているようです。
トマトに含まれるリコピンは、オリーブオイルなどの油で調理することで体内の吸収が上がると言われています。毎日の食事では、サラダとしてオリーブオイルなどをかけたり、ソテーやスープなどに合わせたり!リコピンがたっぷり摂れる、旬の新鮮なトマトを美味しく食べて紫外線対策を手軽に取り入れてみてくださいね。
瞳の紫外線対策できていますか?
紫外線を浴びているのは、肌ばかりではありません。うっかり見落としがちなのが、”瞳”への紫外線対策!実は、瞳も強い紫外線を浴びていて、それが肌のメラニンを刺激することにつながり、日焼けと同じ状態をつくってしまうので瞳のケアもとても大切です。そこでおすすめなのは、カロテノイドと呼ばれる天然色素の一種である「ルティン」を含む緑黄色野菜を取り入れること。ルティンは、紫外線によってカラダに発生した活性酸素を除去してくれる働きがあります。
日常的に食事に取り入れやすい食材として、「ほうれん草、かぼちゃ、ケール、にんじん、ブロッコリー」がおすすめです。特に、ケールは、野菜の中でもトップクラスのルティンを多く含み、含有量でほかにもビタミンやミネラルなどさまざまな栄養が含まれているため、美容・健康ケアを心がけている方におすすめです。「ケールの独特の苦味や青臭さがちょっと苦手・・・」という方は、調理方法の下処理がポイント!サッと塩を入れたお湯で下ゆでして使うのもおすすめ。油との相性は抜群にいいので、油で炒めて、ソテーやスープなどにして食べやすくしていただくのもいいですね。
自分自身が続けやすいように、いろいろアレンジして、毎日の食生活に無理なく、手軽に取り入れていきましょう。紫外線対策と同時に、自然とヘルシーな食事がとれるようになるので、夏本番前からカラダの外からも内側からも整えていきましょう。
AUTHOR
佐藤 舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。
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