花粉シーズン到来、対策は大丈夫?【少しの意識で変わる】今日からできる「花粉症対策」

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花粉シーズン到来、対策は大丈夫?【少しの意識で変わる】今日からできる「花粉症対策」

半田葉子
半田葉子
2022-02-13

立春が過ぎ、梅が咲き始め、暦の上では春になりました。まだまだ雪の多い地域もありますが、少しずつ花粉を感じている方も多いのではないでしょうか。花粉症対策には「眼鏡をかける」「洗濯物・寝具を外に干さない」「上着を家の中に持ち込まない」「ヨーグルトを食べる」など様々ありますが、その他「意外と気づかなかった対策方法」などの花粉対策を数回に分けてマクロビオティック歴15年で腸セラピストでもある、vegan菓子 [素果子 | sugashi ] 店主の半田葉子さんがご紹介します。

花粉
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立春が過ぎ、暦の上では春が始まりました。冬の寒さに負けないようにと体内に溜め込まれたエネルギーは、春のエネルギーの上昇と共に少しずつ外に排出されはじめます。

マクロビオティックや東洋医学で「春は排出(デトックス)の時期」とも言われ、苦みのある春野菜が排出の助けをし、排出を担う肝臓の働きにより、体内の毒素が抜けていく時期でもあります。※肝臓については、二回目以降に詳しくご紹介します。

春先に多くの人が悩まされている「花粉症」。
目・鼻・喉・肺…。花粉症の時期の私たちの呼吸器は春のエネルギーの上昇と共に敏感になっています。今回はそんな「花粉症対策」についてお伝えします。

もくじ

1.2022年の花粉飛散予測
2.化粧品の「アルコールフリー」を意識してみましょう

  —通勤・通学がつらい

  —お酒が弱い人と花粉症の関係

  —化粧品成分表の見分け方

3.「くしゃみ」「鼻のかみ方」意識していますか

4.「髪型」意識していますか

5.「衣類」意識していますか

1.2022年の花粉飛散予測

2022年1月末の花粉飛散量は、関東・東海では同程度、西日本・九州では少ない反面、北日本や北陸は昨年より多く、北海道では2021年比で約180%、東北北部や北陸では2021年比で約130%になる予想だそうです。(西日本は2021年比で約75%になる見込み)
日本気象協会/気象情報会社(予報業務許可事業者)「ウェザーニュース」より 

また、スギ花粉の飛散ピーク・シラカバ花粉(北海道)の飛散ピーク予想は以下のとおりです。

【スギ花粉の飛散ピーク】
九州:2月中旬~3月中旬
中国・四国~関東:2月下旬~3月下旬
北陸・長野や東北南部:3月上旬〜4月上旬
東北北部:3月中旬~4月中旬

【シラカバ花粉(北海道)の飛散ピーク】
道南・道央:ゴールデンウィーク前後
道北・道東:5月中旬

花粉
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2.化粧品の「アルコールフリー」を意識してみましょう

化粧品に使用されている「アルコール」は肌に残った皮脂や汚れ、色素などを浮かし取り除く「清浄」の役割や、「殺菌・防腐」効果、肌をひきしめたり、水と油やその他の成分を均一に混ぜる役割などのメリットがあり、化粧水やファンデーション、アイシャドウなどさまざまな化粧品に使用されています。しかし、デメリットとして、揮発性刺激性が伴うため、乾燥肌敏感肌には刺激が強く、顔が赤くなってしまったり、かゆみが生じる可能性もあります。
そのような肌質のために「アルコールフリー」の化粧品も最近では多く見かけるようになりました。

朝の通勤・通学がつらい

朝の通学・通勤時に特に涙が出る、くしゃみがとまらない、といった経験はありませんか。
朝の私たちの身体は、睡眠でリラックスしていた「副交感神経優位」だった状態から、活動的な「交感神経優位」な状態へのスイッチが入れ替わる時間帯でもあり、自律神経がとても不安定な時間帯です。

特に花粉症の時期は寒暖差も激しいため、自律神経に深く関係している「寒暖差アレルギー」と「花粉症」の症状が併発しても出ることも多くあります。その他、毒素も排出しやすい時期でもあり、花粉症の時期、私たちの身体は想像以上に刺激に敏感になっている時期と言えるでしょう。

それらを誘発させてしまっている原因のひとつが化粧品である可能性があります。

アイメイク
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注射をする際にアルコール消毒をすると皮膚がスース―するように、アルコール入りの化粧品もその効果があります。特に速乾性のあるマスカラやリキッドアイライナーは揮発性のあるアルコール入りであることが多く、目の粘膜に限りなく近い箇所に塗ることもあり、花粉症で目に症状が出る方には特に刺激となり、目に負担になります。

また、マスカラを塗る際に右手にマスカラブラシ、左手にキャップと手鏡を持ち、左手のマスカラのキャップがちょうど鼻の位置にある場合があり、無意識のうちに、キャップの中身を鼻から吸う姿勢になっていることもあります。

メイクをすると花粉症の症状がでる人は、使用している化粧品を見直してみましょう。

お酒が弱い人と花粉症の関係

医療機関でアルコールを分解しやすい体質かどうかを調べるためには「パッチテスト」を行います。パッチテストはアルコールを含ませた絆創膏を皮膚のやわらかい部分に貼り、数回に分け皮膚の反応(色づき具合)を観察し、判定をします。アルコールの分解が低い人は、赤みが強くでたり、かゆみや腫れなどの症状が出ます。

このことからもわかるように、お酒に弱い人は、アルコールを含む化粧品が微量であっても反応している可能性が高いと言えるでしょう。洗顔後、メイク後に目のかゆみやくしゃみ・鼻水が出る方は意識してみましょう。

化粧品成分表の見分け方

化粧品に含まれるアルコールは、全成分表示で確認することができます。

◆アルコールが含まれている成分
エチルアルコール(エタノール)
無水アルコール
変性アルコール

◆アルコール(エタノール)として扱わないが「アルコール」「エタノール」と記載されている成分
ベニニルアルコール
フェノキシタエタノール
ステアリルアルコール
イソステアリルアルコール
メチルアルコール(メタノール)
ステアリルアルコール
フェネチルアルコール

化学構造式に「アルコール」「エタノール」と記載されている成分表記ですが、こちらは化粧品で言われている「エタノール(アルコール)」とは働きが異なるため、「アルコールフリー」の商品にも記載があります。

これらすべてを覚えるのは大変ですので、まずは「アルコールが含まれている成分」もしくは「アルコールフリー」と表記のある化粧品をチェックしてみましょう。

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半田葉子

半田葉子

バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_

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