「更年期世代になって冷えがますます辛くなった」更年期真っ只中の私が実践する冷え緩和アイデア4つ

 「更年期世代になって冷えがますます辛くなった」更年期真っ只中の私が実践する冷え緩和アイデア4つ
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高本玲代
高本玲代
2022-01-31

更年期と聞いてイメージするのは何でしょうか?イライラしている、のぼせて汗をかいている…そんなイメージを持つ人が多いと思いますが、実は肩こりや頭痛、疲れやすさも更年期症状なのです。そんな"知られざる更年期"について、更年期の方に向けたサービス「よりそる」を運営する高本玲代さんが綴るコラム連載です。高本さんご自身もまさに更年期世代。わかりやすい不調だけではない更年期の影響について、体験を交えてお話しいただきます。

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2022年も、ひと月が経過しました。スタートはいかがでしたでしょうか?最近本当に寒さが身にしみます。

冷えと更年期の関係

そんな中、更年期世代になって冷えがますます辛くなったお声もチラホラと聞きます。私も上半身はそれほどでもないのですが、やはり下半身、特に足先などは本当に冷えてしまって大変な思いをしています。

では実際本当に更年期になると冷え性がひどくなるのでしょうか?

更年期を迎えると、冷え性の割合は増えていくと言われています。これは、冷え性の原因が女性ホルモンの分泌とかかわりがあるためとされています。更年期を迎えると卵巣からのホルモンの分泌が減少しますが、一方ではこれを補おうとして、脳の視床下部から卵巣に対して性腺刺激ホルモンが過剰に分泌されます。このホルモンのアンバランスによって自律神経が影響をうけると、血液の循環がわるくなって冷え性などの症状が助長されるのです。このようにして更年期に起こるからだと心の不安定な自覚症状は不定愁訴とよばれ、いわゆる更年期障害の症状として知られています。(出典:佐藤製薬ヘルスケア情報)

冷えを緩和するアイデア

お風呂で体を温める

こういったケースでは漢方薬局や婦人科で漢方を処方してもらったりしますが、また、お風呂にゆっくり浸かってとにかく血液の循環を良くすることもしています。「カラダを温めましょう」といったアドバイスは、性差医療の第一人者である天野恵子先生も提唱されています。

自分の好きな入浴剤を見つけて入浴時間を楽しくするのも良いですね。

仕事中も寝る時も湯たんぽ

そして、この冬の私の秘密兵器は「湯たんぽ」。電気を使わず、使い捨てでないため、とてもエコです。仕事の時などは湯たんぽに足をのせて仕事をしています。しかし、最近は寒いので、湯たんぽを朝から晩まで使い切ることは難しく、途中でぬるくなってくるので入れ替えます。

それでも1回の交換で済むわけですから、とてもエコですね。また、夜布団に入るときも湯たんぽを足元に入れるととても暖かいです。

布団乾燥機で寝床を温める

湯たんぽは足元だけですが、もっと布団内部を温めたいという方は、寝る前に布団乾燥機を使ってみるのもおススメです。寒い時期に布団乾燥機で温めたお布団に入るのは極楽です。

ただし、ホットフラッシュなどの症状が気になる方は、足元だけの湯たんぽがおススメかもしれません。

ヨガで快眠

また、快眠と言う観点から言うと寝る前のヨガが有効であることが科学的に実証されています。

明治安田厚生事業団体力医学研究所の甲斐裕子氏らが、寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うと「更年期症状」と「抑うつ」が改善できることを、世界ではじめて科学的に実証し、医学誌「Menopause」に発表されています。

ですから、ヨガは冬もこの時期も積極的に活用しましょう。

冷えなど不快な症状があると少し憂鬱になりますが、その時々の状況に合わせて「どんな工夫ができるか」といったチャレンジをする気持ちを持つ事も、更年期を乗り越えるのにおススメです。

更年期は辛い時期ではありますが、旬の好きな料理を楽しみ、バランスよく栄養をとりながら、季節に応じたこの時期ならではの工夫や楽しみをみつけていきませんか?

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高本玲代

高本玲代

フェムテック起業家・社会活動家。自身のウツや更年期の経験から更年期女性のケアプロ グラム「よりそる」を立ち上げる。東京都をはじめとする自治体やポーラをはじめとする 企業向けに研修を実施。NHKをはじめメディア掲載50社以上。「がんばらない更年期」 についてYoutube「更年期アカデミー よりそる」で発信中。



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