身体を芯から温める!ブリの和風カレースープ【管理栄養士が教える、心と体を整えるスープ】
体の栄養だけでなく、心にも栄養を。心で味わいほっと自分に還ってこられるようなスープのレシピを、管理栄養士の高波紗希さんに連載形式で教わります。
ヒーターや暖房がないと肌寒い気温になってきましたね。
女性は特に、美と健康のためにも冷えは対敵!
外側から温めることや筋肉をつけることも大切ですが、こんな時こそ身体を冷やす食べ物は控え身体の内側から温めてることが大切です。!
今回はそんな身体の芯からあたためてくれるスープのレシピをご紹介いたします。
ブリの温活効果
この時期の寒ブリは脂がのっていますが、この青魚の脂に含まれるオメガ3系脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は血液をサラサラにしてくれるため血行を促進し身体をあたためてくれます。
他にも認知症予防やアンチエイジング、血中コレステロールを正常にしてくれたり、中性脂肪を減らす効果などたくさんの効果が期待できます。
カレー粉の温活効果とは
カレー粉には代謝を上げて、体温を上げてくれるスパイスがたっぷり含まれています!
カレーの黄色となるウコンの根茎を乾燥させた「ターメリック」や、辛味の元となる唐辛子、生姜やにんにくにも血流を促進してくれる効果があるため、身体の内側からあたためてくれます。体温が上がることで食べても太りにくい代謝の良い身体になるのも嬉しいですね。
そんな、食べておいしく代謝をあげてくれるスープをご紹介いたします。
ブリの和風カレースープ
材料(2人分)
・ぶり(刺身用・薄切り)…4~6切れ
・大根…3cm
・人参…20g
・長葱…10cm
・だし汁…400ml
・にんにく… 一片
・カレー粉…小さじ1
作り方
① 大根と人参は皮を剥いていちょう切り、長葱は斜め薄切り、にんにくはすりおろす。
② 鍋にだし汁を入れ大根と人参、おろしにんにく、カレー粉を加えて中火にかける。
③食材に火が通ったらぶりと長葱にさっと火を通して止め、味噌を溶いて味を整える。器に盛って完成。
AUTHOR
高波紗希
管理栄養士。11年間に渡る摂食障害を「食とこころ」と向き合い、整えることでありのままの自分を認め克服した経験から【 自分を大切にする、食とこころの栄養学 】をテーマにSNSで発信をしている。食べることに対する罪悪感や、生きづらさを感じている方に向けて、素材を大切にしたグルテンフリーの料理教室やレシピ提供、講座、相談室など多方面で活動している。
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