美肌の味方「ビタミンACE」を豊富に含む野菜って?アーモンドミルクでつくるうるおいポタージュ
体の栄養だけでなく、心にも栄養を。心で味わいほっと自分に還ってこられるようなスープのレシピを、管理栄養士の高波紗希さんに連載形式で教わります。
激しい寒暖差にお肌がついていけず、乾燥や肌荒れなどお肌のトラブルに悩む季節。
朝から化粧ノリが悪いと、コンディションも乱れがち...こんな時こそ身体の内側から、美味しく食べて美肌を叶えていきましょう。
美肌の最強ビタミン!ビタミンACE(エース)とは?
「美肌に効果的な栄養」と言ったら、真っ先に思いつくのがビタミン。
13種類あるビタミンの中でも、抗酸化力の強いビタミンがAとCとEであることから、ビタミンACEと呼ばれています。
ビタミンAには、粘膜を修復しターンオーバーを正常に保つことで、すべすべの肌をキープさせてくれます。
ビタミンCは、コラーゲンやエラスチのン生成により肌に潤いを与えるだけでなく、紫外線からもお肌を守ってくれます。
ビタミンEは、若返りビタミンと呼ばれるほどの抗酸化力で、アンチエイジング効果が期待できます。
これらのビタミンは単体でも効果を発揮しますが、3種類を一緒に摂取することで互いに作用し合うため更に効果を高めることができます。
そんなビタミンACEがなんと!今回使用するかぼちゃにはすべて含まれているため、簡単に補うことができますよ。
アーモンドミルクの美肌効果
ミルクと呼ばれてはいるものの、牛乳は入っておらず、アーモンドと水、塩といったシンプルな原料でつくられているアーモンドミルクですが、最近はスーパーなどでも手軽に購入できるようになりました。牛乳や豆乳が苦手な方にも、飲みやすくておすすめです。
アーモンドミルクにもかぼちゃ同様、ビタミンEが多く、豆乳の4倍も多く含まれています。
さらに食物繊維も含まれ、脂質であるオレイン酸には保湿効果もあるなど嬉しい効果がたくさんあります。
今回はそんな今の時期のお肌のケアにぴったりなスープをご紹介いたします。
材料(2人分)
・かぼちゃ…180g
・玉ねぎ…1/2個
・アーモンドミルク…300ml
・水…50ml
・バター…大さじ1
・塩…小さじ1/2
・クミンパウダー…お好み
・ブラックペッパー…お好み
作り方
① 玉ねぎは薄切りに切る。かぼちゃは皮を削ぎ種を取ったら、1cm幅の薄切りに切る。
鍋にバターを入れ中火で溶かし玉ねぎを炒め、しんなりしたらかぼちゃを入れ軽く炒める。
水を入れて蓋をし、5分弱火にかける。
② かぼちゃに火が通ったら、①とアーモンドミルクをミキサーに入れて回す。
ペースト状になったら再び鍋に戻し弱火で温め、お好みでクミンパウダーを入れて塩で味を整える。
器に注ぎ、お好みでブラックペッパーをかけたら完成。
AUTHOR
高波紗希
管理栄養士。11年間に渡る摂食障害を「食とこころ」と向き合い、整えることでありのままの自分を認め克服した経験から【 自分を大切にする、食とこころの栄養学 】をテーマにSNSで発信をしている。食べることに対する罪悪感や、生きづらさを感じている方に向けて、素材を大切にしたグルテンフリーの料理教室やレシピ提供、講座、相談室など多方面で活動している。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く