『言えないことをしたのは誰?』(©さいきまこ/現代書館)より
だらしない人、変な言動をする人は「性暴力の被害者らしくない?」性被害者への思い込み・偏見を問う
教師による生徒への性暴力について描いた、さいきまこさんの漫画『言えないことをしたのは誰?』(現代書館)。保健室の先生である、主人公・神尾莉生が生徒たちを守るために、加害教師と、「学校」という組織と奮闘します。本作には4人の被害者が登場しますが、性格や雰囲気はみんな異なる——それは、性暴力は加害者側の問題であること、「被害者らしさ」から外れる被害者もいることを示しています。10年以上前に被害に遭い、苦しみ続けている元生徒もおり、被害が長期的に影響を及ぼすことも伝わってくる作品です。さいきさんにインタビューを行いました。※本記事には性暴力に関する具体的な表現が含まれます。
世間の誤解が多い…性暴力被害者が警察に相談するのが難しい理由とは?【専門家に聞く】
性暴力に関する報道があった際に、ネット上では「なぜ何年も経ってから言い出すのか」「警察に通報すればよかったのに」などといった被害者を非難する声が今でも見られます。被害者が加害者に対し「お礼メール」を送ったり、気遣ったりすることもあり、これらは被害後によく見られる「迎合的態度」ですが、世間の誤解はまだ残っています。性暴力の問題に詳しい、上智大学総合人間科学部心理学科准教授の齋藤梓さんに、被害者心理や二次加害の影響について伺いました。(※本記事には性暴力に関する具体的な記述が含まれます)
顔見知りからの加害が多い性暴力。どのようなプロセスで加害行為は行われるのか【専門家インタビュー】
「性暴力」というと、「見知らぬ人から突然襲われる」というイメージが強かったものの、実際には、顔見知りからの加害行為が多いことが知られるようになってきました。顔見知りからの性暴力とはどのようなプロセスで行われるのでしょうか。「性的同意」という言葉も耳にするようになりましたが、「同意のある性行為」と「同意のない性行為」の違いとは。性暴力被害者心理に詳しい、上智大学総合人間科学部心理学科准教授の齋藤梓さんにお話を伺いました。(※本記事には性暴力に関する具体的な記述が含まれます)
更年期・ジェンダー……人生の中盤戦で知っておきたい「性」の話『50歳からの性教育』【レビュー】
数年前から「性教育」が注目される機会は増えていますが、基本的には子どもに向けたもの。とはいえ、今の大人たちも性教育を十分に受けられた人の方が少ないと思います。『50歳からの性教育』(河出新書)では、更年期・セックス・パートナーシップ・性的指向と性自認・性暴力について、それぞれの専門家が50歳以降の人生で大切になってくることを綴っています。「50歳から」とありますが、もっと若い世代が読んでも気づきや発見がありました。
【弁護士にインタビュー】今年7月に施行された「性犯罪の刑法改正」で何がどう変わるの?
今年7月、性犯罪に関する刑法の改正が行われました。改正によって私たちの生活にどう変化があってどう権利が守られるのか、性暴力問題に詳しいらめーん弁護士に話を聞きました。
「無意識に飲んでたわ…」紅茶を飲まない方がいい人の特徴|管理栄養士が解説
心筋梗塞は突然じゃない!放置しがち、だけど重要な警告サインとは|医師が解説
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【納豆】に加えるだけで、もっと腸が整う「意外なトッピング」とは?管理栄養士が解説