【夏こそ入浴を！】内外温度差の激しい夏の自律神経を整えてくれるバスアイテムたち

グゥイネス・パルトロウ、コートニー・カーダシアン、そしてヴィクトリア・ベッカムら、ヘルスコンシャスなセレブたちが今“エプソムソルト”に夢中だ。

エプソムソルトとは、硫酸マグネシウム（MgSO4）のこと。硫酸とマグネシウムの無機化合物で、17世紀のイギリス・サリー州エプソムで発見された白色の塩の結晶様の物質だ。また、“ソルト”と言いながら、塩分が一切含まれていないのが特徴でもある。そして今、中世より筋肉・関節痛や緊張緩和のために使われてきたこのエプソムソルトが、現代セレブたちから見直されているという。その魅力について、アメリカのキャロライン・ロビンソン医師は米デジタルメディアの取材でこう語っている。

「マグネシウムが欠乏すると、炎症が起こりやすくなるなど様々な症状が現れます。マグネシウムに富んだエプソムソルトを溶かした温水に浸かると、マグネシウムがダイレクトに経皮吸収され、筋肉の緊張緩和やむくみの解消、ストレスの軽減、肌の炎症や関節痛の鎮静、そして新陳代謝やホルモンバランスを調整し、細胞の活性化を促します」。

内外の温度差が激しく、体力を消耗しやすい日本の夏のバスタイムに必要なのは、ミネラルに富んだ“バスアイテム“たち。そこで今回は、アロマの芳香が自律神経を整え、身体を芯から温めてくれるバスアイテムの精鋭たちに注目したい。

ニールズヤード レメディーズ／スポーツ後の筋肉の緊張緩和と身体のメンテナンスに

自然光で蒸発した海水から徐々に結晶化された海塩を贅沢に配合し、地球資源のサステナビリティにも注目したニールズヤードのバスソルトの新作が登場。ミネラルに富んだこの海塩に、アルニカ、オーガニックジュニパー、ラベンダー等のエッセンシャルオイルのブレンドが、相乗効果で筋肉の緊張を和らげ、肌のキメも整えてくれる。思いっきり身体を動かした日のバスタイムに。

BARTH／重炭酸が代謝アップ＆交感神経のオンオフをサポート

スパ文化の歴史を持つドイツを始め、世界的に希少な中性重炭酸泉の研究から誕生したブランド「BARTH」。ベストセラーの入浴剤は、自宅でドイツの中性重炭酸泉を再現してくれることでリピーターも多いアイテムだ。一番のオススメは、37〜40度のぬるめのお湯160Lに対し、３錠溶かして15分以上ゆったりと入浴すること。免疫力をあげる“健康体温”と言われる36.5度以上の体温キープを目指すと同時に、毛穴までしっかり洗浄してくれる。さらにこのお湯を使って髪と頭皮をマッサージすれば、自宅でヘッドスパも。夏のみならずオールシーズン必須のアイテムだ。

SHIGETA／シトラス系の芳香で気分もリフレッシュ

内外の温度差が激しい今、特に気をつけたいのが“冷え”対策。暑いからといってシャワーだけで済ませていると、知らず知らずのうちに身体が冷え切ってしまうから注意が必要だ。そこで夏のバスタイムに注目したいのが、爽やかなシトラス系の香りのバスソルト。ミネラルを豊富に含むクリスタルのような死海の塩を使用したバスソルトが、肌に潤いと柔らさをもたらすと同時に、キュッと引き締めてくれる効果も。暑い夏のバスタイムを爽やかに演出してくれるアイテムだ。