アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【さようなら、ありがとう編#33】
全米ヨガアライアンス(RYT)は民間資格
ヨガインストラクターをやりたい・ヨガを教えたいとなった時、じゃあ何か資格が必要では?と考えますが、‟ヨガインストラクター”は誰でもなることができます。お医者さんのように公的な資格が必要なわけでもありませんし、どこかに許可をもらう必要もありません。成功するかはさておき、名乗れば誰でもヨガインストラクターです。
ただ、教える以上はきちんとした知識や技術がないと…という不安を解消する一つの形が、RYTという資格です。しかしながらこれも、僕のように初心者でも取ることは出来ますので、RYTを持っているから信頼できるわけではありません。逆に、ヨガ業界で活躍されていてもRYTを保有していない方はたくさんいらっしゃいます。
なので、RYT500を取ってみて思うのは、資格自体は実力の証明にはならないこと。インストラクターをしている方々はみんなわかっていると思います。結局は実践の中で知識を深めたり、足りない部分を学びなおしたりしながら、インストラクターとしての質を上げていくしかありません。もし、「資格をとったらヨガで食べていける」「なんとかなる」と考えている人がいたら、「違いますよ!」とはっきり言っておきます。よほどのコネクションや美貌やその他の才能がない限り、無理です。
かといって!意味が全くないわけではありません。僕のような初心者は特に、学ぶ方向性が見えてきます。ヨガの歴史や種類、アーサナや呼吸法、その効果…ぼんやりと輪郭をつかむことができます。自分で輪郭の中身を埋めていくための基礎にはなるのではないでしょうか。また、資格という形は、良くも悪くも一つの基準にはなりますので、RYT200保有がスタジオで義務付けられることや、オーディションの参加資格になることもあります。
そして、僕自身が資格取得によってなんの後悔もありません!なぜなら、その過程を通して、かけがえのない仲間と貴重な経験を得ることができたから!(くっっっさ~!!でも本心です^^)
みなさんがヨガを学ぶ場所がインドであれ日本であれ、年齢も趣味も性別も違う仲間と、ヨガを通して過ごす時間は、きっと素敵なものになるはず。
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