NYの消防士の身体と心を癒した5つヨガポーズ

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NYの消防士の身体と心を癒した5つヨガポーズ

Crystal Fenton
Crystal Fenton
2018-09-01

ストレスに満ちた1日のあとで、消防士たちをリラックスさせ、充電し直すのに役に立つポーズがあることが分かった。今回は、読者のみなさんにも役立つ方法を紹介したいと思う。

ヨガは消防士たちがよくトラブルを抱える――たとえばハムストリング、背骨、首、腰屈筋などの部位をほぐすのに役に立つ。彼らの職務は過酷で、24時間を度重なる「現場出動」や炎と格闘するシフトで過ごしている。そのため、これらの部位はどこも硬くなっていたり、痛んでいたりすることが多い。

月曜の午後、私はひとりでヨガスタジオに立っていた。マットもブロックも瞑想用のクッションも用意してあった。欠けているのは、生徒だけ。それはニューヨーク市の消防士たちにヨガを教えるために開講した初めてのクラスでのことだった。カウンセリングやヨガといった健康に関するサービスを、現役の、または退役後のニューヨークの消防団の人たち(とその家族)に提供するNPOがあり、友達の消防士を通じてそこで教えることになったのだ。私は誰も姿を現さないことにちょっと落ちこんでいた。

このときは、誰も来なかった。でも、数週間後には、定期的に出席する生徒たちのグループができた。彼らは熱心で、自分の体に起きていることを教えてくれたり、特定のポーズをリクエストしてくる人もいたりした。そのゆっくりしたひと月は、もう1年前のこと。私が消防士たちにヨガを教えはじめた最初の月だった。

彼らは、極端なまでに上下する波に毎日のように直面している。そのバランスを取るためにヨガクラスに出席する消防士が増えてきた。体を強化したいとか、柔軟性を高めたい、集中力を改善したいといった目的をもっている人もいた。それは職業柄彼らに要求されているものだ。ヨガは消防士たちがよくトラブルを抱える――たとえばハムストリング、背骨、首、腰屈筋などの部位をほぐすのに役に立つ。これらの場所はすべて、重たい装備を運んだり、仕事で使う道具が重たかったりすることで硬くなっていたり、痛んでいたりすることが多い。加えて、24時間を度重なる「現場出動」や炎と格闘するシフトで過ごすという身体的に過酷な職務の性質も、これらの部位のトラブルの原因となっていた。

私がニューヨーク市の消防士たちにヨガを教えようという考えに至ったのは、ファーストレスポンダー(災害や事故による負傷者に対して、最初に対応する人= 救助隊・救急隊・消防隊・警察など)の職に就く友人の多くが体の同じようなところに痛みやトラブルを抱えていることや、ストレスに対処するのに難儀していることに気づいてからだ。消防士だった元恋人との激しい意見の対立のあとで、彼のすごく感情的な行動は、じっさいのところ私とは何の関係もなかったのだと、ふと理解したことがあった。むしろ、彼が仕事上の重荷やストレス、トラウマを上手く消化できなかったことに原因があったのだ。

私は、ソーシャルメディアを通じて消防士の友人たちとつながり、マンハッタンでクラスを持つという私のアイデアを提案した(彼らはすでにクイーンズでのクラスをもつようオファーしてくれていた)。ラッキーなことに、私たちは一緒に仕事をすることができた。いま、私のFDNY(ニューヨーク市消防団)のためのヨガクラスはLululemon’s Hub Seventeenで毎週月曜の午後に無料で開講されている。こちらの会場は、寛大にも場所とマットとプロップを私たちの90分間のクラスのために無償提供してくれている。

今回紹介するのは、この勇敢で職務熱心な生徒たちを指導するなかで私が学んだ3つのレッスン――これに彼らをリラックスさせ、充電し直すのに役に立つポーズも5つ加えた。読まれた方にもリラックスしてもらえるといいなと思っている。

Translated by Miyuki Hosoya

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