VIO脱毛は何のためにやるの?本当に必要?医師が解説「アンダーヘア脱毛」を行う6つのメリット

 VIO脱毛は何のためにやるの?本当に必要?医師が解説「アンダーヘア脱毛」を行う6つのメリット
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最近よく耳にするVIO脱毛…アンダーヘアの脱毛をすることで、どんな良いことがあるのしょうか? アンダーヘアの脱毛を行うメリットについて、医師の大地まさ代先生に教えていただきました。

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1:美肌効果(自己処理からの解放)

自己処理をしている限り、毛はずっと生え続けます。自己処理を頻繁にすると、だんだん肌がかたくり黒ずみの原因にもなりやすいので、なるべく早めの時期に、医療機関などでの脱毛をすることを考えてみるのがよいと思います。プロの手に任せて脱毛をする際の最大のメリットは自己処理が楽になり、美肌効果があるということです。脱毛をして自己処理の頻度が少なくなるだけで、自己処理で黒ずんでしまった肌も少しずつ元の肌色に戻り、肌の状態もよくなります。

脱毛
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2:デザイン脱毛でオシャレを楽しむ

アンダーヘアのはみ出しを気にすることなく、水着などのオシャレを楽しむことができます。完全に脱毛を行うことはもちろん、「薄くする(毛量・密度を減らす)」「形を整える」などのデザイン脱毛も可能。

ビキニライン
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3:VIO ゾーンを清潔に保つ

汗や生理時の出血などで非常に蒸れやすくデリケートな部位である VIO ゾーンは、常に下着も身につけているため、他の部位に比べ非常に雑菌が繁殖しやすくなっている部位でもあります。雑菌の温床となる毛の処理を行うことで、デリケートな VIO ゾーンを清潔に保ちやすくなります。

4:VIO ゾーンのかゆみやニオイを軽減

VIO ゾーンは非常に雑菌が繁殖しやすく、この繁殖した雑菌から気になるニオイが発生します。毛の処理を行うことで雑菌の温床をなくし、通気性も高まることで VIO ゾーンのニオイを軽減することが期待できます。女性のデリケートゾーンの悩みやトラブルとして、かゆみやニオイというのが上げられますが、VIO 脱毛をすることで、その原因も減らすことができます。

かゆみ
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5:妊活脱毛(妊娠前脱毛)

産後の出血「悪露(おろ)」による雑菌の繁殖を防ぐ

出産後は、出血「悪露(おろ)」と呼ばれる生理のような出血が 1 か月ほど続きます。悪露は長期間続くことに加え、臭いも強いため、こまめにナプキンを変える必要があります。清潔にしていないと、菌の増殖による感染症や臭いがきつくなるなどの症状が起こることがあります。これらを防ぐため、アンダーヘアの脱毛をしておくことが有効です。

会陰(えいん)切開時の傷からの感染症を防ぐ

出産時の会陰切開をした際、傷口から感染しないように皮膚を清潔な状態にしておくことが大切です。
アンダーヘアがないと、傷口の消毒などのお手入れもしやすくなります。

妊娠・授乳中は脱毛を受けることができません

妊娠をすると、長時間同じ姿勢でいることや痛みにより母体への負担がかかること、妊娠・授乳中は肌トラブルが起きても薬を服用できないことや、ホルモンバランスの変化によって脱毛効果を十分に得られない可能性があるなどの理由により、専門機関では脱毛を受けることができません。またご自身での剃毛も、お腹が大きくなった体では上手に処理することが難しく、皮膚を傷つけてしまう可能性があります。現在脱毛に興味があり、将来的に妊娠を考えている方は、妊娠する前に専門機関で脱毛しておくことをおすすめします。

妊活
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6:介護脱毛

・陰部の炎症や感染症を防ぐ
・オムツ交換時のニオイを軽減
・介護者の清拭が楽に(日本人特有の相手への思いやりやマナーの一環)

価値観の多様化が進んだことで“自分の体毛”との向き合い方も変化。当初は、希望者は女性が主だったのに対し、パートナーの勧めやメディアをきっかけに近年は男性の希望者も増加しています。また、“介護脱毛を行なう理由”として「介護者に迷惑をかけないように」と日本人特有の【他人への思いやり】だったのに対し、最近の傾向では(※)として「シニア期を快適に衛生的に過ごしたい」「最期まで自分らしく生きるために」と【自分のために】脱毛する人が増えているようです。

介護
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※参考/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000020081.html

教えてくれたのは…大地まさ代医師 

近畿大学医学部卒業後、近畿大学病院呼吸器・アレルギー内科勤務。1992 年に入都し、東京都福祉保健局疾病対策課長、港区保健所長などを歴任。2015 年より全国で25 院展開する医療脱毛専門院『リゼクリニック』の新宿三丁目院 院長に就任。30 年以上、医師として培ってきた経験を持ち、セラピストやコスメマイスターなどの資格も持つ、美容のプロ。

リゼクリニック大地医師
大地まさ代医師 
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ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



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