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【読むハワイ】ハワイのベストコーヒーカンパニー「ライオンコーヒー」がロコに愛される理由


ハワイに来たら一度は誰でも見かけたことがあるライオンコーヒーの赤いパッケージ。毎年のように「ハワイのベストコーヒー」に選ばれていて、お土産としても大人気。今ではハワイを代表するコーヒーメーカーですが、ライオンコーヒーが創業されたのは実はハワイではないのです!ハワイで大成長したライオンコーヒーの誕生秘話と人気の秘密についてお伝えします。
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ロコに愛されるコーヒーメーカーの誕生秘話
今や知らない人はいないハワイの老舗コーヒーメーカー「ライオンコーヒー」。1864年の創業はなんとオハイオ州。20世紀半ばに家庭用コーヒーメーカーとしてアメリカ本土で有名になりました。中でも1880年代にライオンコーヒーが実施したキャンペーンが好評でした。パッケージのライオンマークを切って集めて景品と交換できるキャンペーンは、アメリカ郵政公社が料金別納制度を開始するきっかけになるほどインパクトがありました。その後数十年にわたり、アメリカの人気コーヒーメーカとして君臨していたライオンコーヒーも徐々に人気が廃れて精算手続きに入り、1970年代までは業務が停止されていました。
その後、起業家でコーヒー好きのJames Delanoがライオンコーヒーを買収することになり、1979年に拠点をオアフ島に移転。アメリカで唯一コーヒー豆を栽培できるハワイでハワイ産のコーヒー豆に焦点を絞り、またたく間にハワイを代表するコーヒーメーカーとなりました。
コーヒー豆の生産には適度な温度、雨量、日照時間などが必要条件ですが、ハワイはそのどれにも当てはまる最適な土地。質の高いハワイ産のコーヒー豆は常に高値で取引されています。
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