土用の丑の日(7月25日/8月6日)周辺は胃のケアをしよう|夏に起こる胃痛の原因と対策

 土用の丑の日(7月25日/8月6日)周辺は胃のケアをしよう|夏に起こる胃痛の原因と対策
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半田葉子
半田葉子
2021-08-05
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夏の胃のケア方法

冷たい物や刺激物を避けること、ストレスに気づき原因を減らすことはもちろん、お風呂上りや就寝中の「お腹(胃腸)の冷え」、職場など長時間冷房のかかった空間にいる人は「からだの冷え」にも気を付けましょう。

胃腸は内臓の中でも食べ物などの内的要因、冷房などの外的要因を受けやすい臓器です。冷たい物を食べ過ぎたり冷房に当たり過ぎて、お腹を下しやすくなってはいませんか。寒暖差アレルギーでくしゃみや鼻水がとまらなくなってはいませんか。お腹(腸)の調子や寒暖差アレルギーは「自律神経」が深く関係しています。夏の自律神経を整えるには適度なお風呂に浸かり、睡眠をしっかりとることも重要です。睡眠時もお腹周辺には掛け布団をかけるなどの工夫をして、内側と外側の両方からケアしてあげましょう。

胃
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またマクロビオティックでは、胃潰瘍は陰性の取り過ぎ、十二指腸潰瘍は陽性の取り過ぎと言われています。陰性は砂糖や油、冷たいもの・香辛料・お酒など、陽性は揚げ物(油単体は陰性)や肉・魚・塩気の強いものなどが挙げられます。陰性の取り過ぎに効果的なのが「梅」陽性の取り過ぎに効果的なのは「葛」と言われています。梅干しや葛湯などで胃のケアをしてあげましょう。

自分の胃の不調がどのタイプなのかを今一度意識してみることも大切です。ただし、自己判断は症状の悪化につながる恐れもありますので、判断に困った際は早めに病院に相談しましょう。

いかがでしたでしょうか。夏の胃の疲れはからだ全体の疲れに影響し、こじらせてしまうと体調不良にも繋がります。また、夏にからだに負担をかけすぎると秋に症状として現れる場合もあります。この時期から胃のケアを意識して、気持ちよく残暑を過ごしましょう!

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半田葉子

半田葉子

バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_



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