マントラ瞑想の効果とやり方を解説
MANTRA MEDITATION

MANTRA MEDITATION

ポーズのやり方

1

瞑想のために、好きな言葉、フレーズ、祈り、詩の一節を選ぶ。できれば2~3の言葉か文節からなるマントラがよい。インスピレーションをもたらし、心にひびくような、気分を高める言葉を選ぼう。考えを乱したり、心を妨げる言葉は避ける。

2

椅子か床で快適に座り、毛布やクッションで姿勢を支える。背骨が自然なカーブを描き、リラックスできる姿勢を見つけると、体がしっかりと安定する。目を閉じて、ゆっくりと深い呼吸を数回、または呼吸法を数分間行ったら、完全にリラックスした呼吸を行う。

3

マントラをゆっくりと一定のペースでくりかえす。できるだけ音に集中しよう。呼吸の自然なリズムに合わせて、マントラをくりかえしてみよう。マントラを半分に分けて、息を吸いながらマントラの前半を唱え、吐きながら後半を唱える。もしくは、吸いながらすべてを唱え、吐きながらすべてを唱えてもいい。

4

10回ほど唱えたら、唇だけを動かして静かにマントラをくりかえす(こうすると一定のペースが維持できる)。さらに10回くりかえしたら、唇を動かさずに心の中で唱える。

5

何か考えが浮かんできても、瞑想中の自然なプロセスであると理解しながら、またマントラにもどる。体の中の音をできるだけ感じながら、自分の意識を瞑想に引き戻すことをくりかえす。

6

はじめに決めた時間まで、瞑想を続ける。終わるときは、深い呼吸を数回行い、静かに内観する。穏やかで落ち着いているかもしれない。あるいは、古い考えや潜在意識から感情があふれ出し、不快に感じているかもしれない。 瞑想の直後に何を感じても、日常的に瞑想を行うことで無限の恩恵が得られるので安心しよう。瞑想によって、よりしっかりと現在にとどまれるようになり、常習的な反応に陥らずに、物事を意識的に選択できるようになる。

同じ姿勢でできるポーズ