「アパレル店員からヨガ講師に。変わらないのは人を輝かせたい思い」|佐藤ゴウ先生の転身ストーリー

 「アパレル店員からヨガ講師に。変わらないのは人を輝かせたい思い」|佐藤ゴウ先生の転身ストーリー
Sayaka Ono
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――いつも生徒さんの笑いをとりながら、楽しいクラスをされているゴウ先生ですが、もともと人前で話すことは得意だったのですか? 

「苦手ではなかったです。というか、アパレル時代はおしゃれをしてかっこよくしなくちゃいけない。注目されてなんぼ、とにかく目立ちたいという気持ちのほうが強かったので、ヨガ講師になりたての頃はその意識が抜けず、『誰よりも目立って生き残ってやる!』と思っていました。心の中で他の先生や流派を否定し、完全に謙虚さが欠けていましたね。クラスでは笑いを取ることに必死、楽しさの意味をはき違え生徒からクレームが来たことも。ヨガ講師になって3年目、『ヨガフェスタ横浜』にも出演し、いよいよ調子に乗っていました(笑)。そんな矢先、他の先生のクラスは満員なのに自分だけ生徒が集まらない。それでも原因が自分の態度にあると気付かないまま。態度を改めるきっかけをくれたのはスタッフの一言でした。「最近調子に乗ってない?このまま行くとヨガ業界から呼ばれない人になるよ」。ショックでしたが目を覚ますきっかけをくれた救いの言葉でした」

佐藤ゴウ
Photo by Sayaka Ono

――アパレル店員の経験で、ヨガ講師に活かせていると感じるところはありますか?

「もちろん、アパレルでの経験が役立つことも。洋服の販売とヨガ講師、『目の前の相手を輝かせたい』という気持ちは同じなんです。外見ではなくその人の本質を見てアドバイスするようになりましたが、アパレル定員のときに養った相手を観察する力やその人を思う視点が、ヨガ講師になっても活かせています」

佐藤ゴウ
「目の前の相手を輝かせたい」という気持ちが講師の原動力に

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Photos by Sayaka Ono
Text by Ai Kitabayashi



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