【背中が硬いと太りやすい?】しなやか背中で痩せ体質になる!背骨を緩めて伸ばす壁ストレッチ

 【背中が硬いと太りやすい?】しなやか背中で痩せ体質になる!背骨を緩めて伸ばす壁ストレッチ
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須藤玲子
須藤玲子
2023-02-25

同じ姿勢が続いてガチガチになった背中や、猫背で丸くなった背中を放置すると肩こりなどの不調はもちろん、代謝が落ちて太りやすくなるデメリットも…。今回は、健康だけでなく、美容にも効果的!硬くなった背骨をしなやかにする壁ストレッチのご紹介です。肩まわりをほぐす効果も期待できるので、肩こりが気になる人にもおすすめですよ!

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背中が硬いと太りやすくなるのはなぜ?

背中にはいくつもの筋肉があります。筋肉には、ただ体を動かすだけではなく、血液、リンパ液など、体内の循環をサポートする役割もあります。血液の巡りがよくなることで、体の隅々に新鮮な酸素を届けられますし、活動に必要な栄養が行き渡って代謝が上がります。さらに、不要になったもの、老廃物を流し出すデトックス効果も高まるのです。

逆に、背中の筋肉がガチガチに硬くなると、
血流が低下する→巡りが悪くなり十分な酸素・栄養分が届かない→体の機能が低下する→老廃物が溜まる→痩せにくく太りやすい体質になる

このような悪循環にはまってしまうのです。

しなやか背中を作って痩せ体質を作る壁ストレッチ

今回紹介するのは、硬い背中を緩めて伸ばす壁ストレッチです。壁があればどこでも手軽にできますよ!

やり方

壁ストレッチ
Photo by Reiko Sudo

1.壁に向かって立ち、手を肩幅程度に広げて両手を壁につく

2.腕からお尻まで、できるだけ背中が床と並行になる位置まで、股関節から上体を傾けるようにして一歩ずつ後ろに下がる

3.肩の力を抜いて呼吸を整え、息を吐いて背中を気持ちよく伸ばす

壁ストレッチ
Photo by Reiko Sudo

4.息を吸って背骨を緩めながら肩甲骨広げ、背中の真ん中を突き上げるようにして丸める(10秒キープ)

壁ストレッチ
Photo by Reiko Sudo

5.息を吐いて肩甲骨を背骨に寄せ、背中の真ん中を沈めるようにして伸ばす(10秒キープ)

6.深い呼吸とともに、4~5の動きを5回程度繰り返す

ポイント

キャット&カウポーズ
キャット&カウポーズ/イラストAC

脚は床と垂直になる位置に立ち、肩に痛みがなければ腕も肩の高さを目安にして土台を安定させます。深い呼吸とともに背骨を動かす、ヨガのキャット&カウポーズをイメージしたストレッチです。
首や肩に力が入らないように、視線は楽な位置に向けてOK!違和感がある場合は、手を肩より少し上についたり、膝を緩めたり、なるべく快適に動ける位置を探します。しなやかで柔らかい背中を保ち、太りにくく痩せやすい体はもちろん、健康的な体と心作りを目指していきましょう!

壁ストレッチ
Photo by Reiko Sudo

 

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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