忙しすぎる時にこそ「陰ヨガ」が良い10の理由

CRAY CLARK

忙しすぎる時にこそ「陰ヨガ」が良い10の理由

6. 長時間ポーズを保つことで感情と向き合うことができる

私たちの体のなかには感情がため込まれている。陰ヨガを行っていると、繊細な考え、感情、記憶などがさまざまな形で表に出てくることも珍しくない。陰ヨガは、あらゆるものに対して優しく忍耐強い存在になって、反応しないためにはどうすべきか教えてくれる。感情が泡立って表面に出てくるとすれば、それは健全な状態だ。

7. 陰ヨガはストレスから立ち直るのに役立つ

ポーズを数分間保っていると、不安がかき立てられることがある。しかし、不安に優しく近づいていけば、体は順応する。陰ヨガでは諦めることがテーマのひとつになっている。状況を思い通りにしたいという欲求を諦めることは、毎日の生活にも応用できる教訓だ。人生の浮き沈みに順応し、いさぎよく変化に対処することができると、私たちはストレスを受けにくくなる。

8. 陰ヨガは副交感神経を優位にする

横隔膜を使った呼吸、つまり腹式呼吸は、副交感神経を優位にする効果的な方法だ。副交感神経を活性化させるものは体によい(ストレス、緊張、血圧、睡眠、消化、免疫機能、ホルモンなどに関してよい影響を及ぼす)と聞いたことがあるかもしれない。また、ほとんどの人が副交感神経を十分に活性化させていないこともご存知かもしれない。私たちは実際には、交感神経が過剰に働いている状態で毎日を過ごしている。重要な締め切りが次から次へと迫ってきて、切迫した状態にある。腹式呼吸はこの状態を素早く変える簡単な方法である。腹部から呼吸をしながら注意深く観察すれば、すぐに大きな変化に気づくはずだ。リラクゼーションの波が全身に広がっていくように感じるかもしれない。腹部の最も深い層が柔らかくなり、額がぞくぞくして、脳がリラックスする。まるで全身が深いため息をついたような感じだ。陰ヨガを深めていくにつれ、呼吸のペースは顕著に落ちていき、その結果、副交感神経が優位になる。つまり、リラックスモードをどんどん深めていくことができる。この段階になると内臓が、(消化、解毒、治癒、修復といった)やるべき仕事の遅れを取り戻すようになる。

陰ヨガ

9. 静寂のなかで行う陰ヨガは瞑想の準備段階だ

瞑想は必ずしも私たちが探し出さなければいけないものではない。瞑想の方が私たちを探し出してくれることがある。陰ヨガを行えば、瞑想の周波数のなかに入っていく準備が整う。自分がどのような人間なのかわかっていることはまれだ。さまざまな考えが浮かんだり心が乱れたりするために、自分自身をみつめられないのだ。私たちは陰ヨガで体を静止する機会を作り出しているのと同時に、脳から不要なものを取り除くのに完璧な状況も作り出している。そのような貴重な瞬間に、私たちは本当の自分をみつめることができる。

10. 陰ヨガによってバランスがよくなる

健康と幸せとは、バランスを取る行為にほかならない。陰陽のシンボル、陰陽太極図を見れば、白と黒の形が完璧なバランスを取って存在しているのがわかる。多くの人は極めて活動的な(陽の)生活を送っていて、静かな内向きの側面を育てる時間はほぼ皆無だ。このような生活は、時間が経つにつれて身体的にも精神的にも感情的にも私たちを消耗させる。陰ヨガの練習を通じて、バランスを取り戻し、全体を感じられるようになる。

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Translated by Setsuko Mori

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