【サボりヨガのススメ】理学療法士が厳選!だるさ・疲れ・痛みをリセット「たった3ポーズ」

 【サボりヨガのススメ】理学療法士が厳選!だるさ・疲れ・痛みをリセット「たった3ポーズ」
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堀川ゆき
堀川ゆき
2021-08-25
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「サボりヨガ」3ポーズにトライ

トライするのは、お馴染みのヨガポーズである、
・CAT&COW
・ハイランジ
ダウンドッグ

の3つです。この3つのポーズで「背骨」「股関節」「肩関節」この3か所を動かします。
それぞれの完成型ポーズではなく、簡単ポーズを紹介します。簡素化することで、仕事や育児、家事の合間に気軽にできるようにしたのが「サボりヨガ」です。
完成型ポーズの強度が10とすれば、「サボりヨガ」は7〜8くらいに感じるかもしれません。でも全くやらない0よりはずっと良いです。強度7〜8でも1日のうち行う頻度が上がれば、あっという間に完成型ポーズの効果を上回るでしょう。

CAT&COW

「サボりヨガ」のススメ だるさ・疲れ・痛みから解放されたい!理学療法士が選ぶたったの3ポーズ
Photo by Yuki Horikawa

完成型は四つ這いで行いますが、なかなか日常四つ這いになれる場所や機会は少ないと思います。また、患者さんの場合四つ這い位が負担に感じる人もいます。デスクワーク中や家でテレビを観ながら頻度をあげてできるように、椅子での座位で行います。

ハイランジ

「サボりヨガ」のススメ だるさ・疲れ・痛みから解放されたい!理学療法士が選ぶたったの3ポーズ
Photo by Yuki Horikawa

完成型の様に両手を挙上すると、バランスを取るのが難しく、負荷も上がります。両手は腰にあてるか、さらに壁や椅子などを支えにして行うとラクに行えます。
長時間の座位姿勢は、鼠蹊部が常に縮まり、臀筋が伸びて緩んだ状態を続けることになります。股関節周囲の循環も悪くなるため、股関節を反対の伸展方向に大きく広げて圧迫を解放しつつ、股関節周囲を鍛えましょう。

ダウンドッグ

「サボりヨガ」のススメ だるさ・疲れ・痛みから解放されたい!理学療法士が選ぶたったの3ポーズ
Photo by Yuki Horikawa

ダウンドッグは床の上に手のひらをついて、山型を作るのが完成型です。でもなかなか日常で床に手のひらをつく機会はないでしょう。
そこで壁や椅子を支えにして、いつでもどこでも思い出した時に行えるスタイルにしました。お尻を突き出して、脊柱と下肢背面の筋肉を伸ばしましょう。

まとめ

「サボりヨガ」は、ヨガポーズを簡素化することで、もっと気軽にそして頻度をあげて身体を動かせるようにしたものです。パーフェクトなヨガを目指すあまり、身体を動かすことが逆に億劫になってしまっていませんか?完璧じゃなくてもいいんです。中途半端でもいいんです。自ら高く設定してしまった身体を動かすことへの参入障壁を取っ払うために、まずはここから、始めてみてくださいね。

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堀川ゆき

堀川ゆき

理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。2006年に渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在大学病院にて慢性疼痛に対するリハビリに従事する。ポールスターピラティスマットコース修了。慶應義塾大学大学院医学部博士課程退学。公認心理師と保育士の資格も持つ二児の母。



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