ナーディとは
nadi

ナーディは、サンスクリット語で「流れ」を意味する「nad」という言葉からきていて、プラーナ(生命エネルギー)の通り道を指す。

身体の中に、72,000あると考えられており、その中でも、「スシュムナー」「イダ」「ピンガラ」の3つが重要とされる。この3つのナディは、代表的な7つのエネルギーセンターであるチャクラを繋いでいると考えられている。中心にあるスシュムナーナディの周りを、イダ(左)とピンガラ(右)が、螺旋のように交差しながら通っている。

イダは、女性的、月、陰、静的なエネルギーラインで、直感、感情などを調整する役割があるとされ、副交感神経が優位になった時にイダのエネルギー作用が高まり、通りが良くなると考えられている。 ピンガラは、男性的、太陽、動的なエネルギーラインで、論理的な思考、活動的行動を支える役割があるとされ、交感神経が優位になった時にピンガラのエネルギー作用が高まり、通りが良くなると考えられている。

交差しているイダーとピンガラーのバランスが取れた時にスシュムナーにエネルギーが流れ、心、体、全てにおいての調和が生まれ、至福の喜びへと繋がるとされている。

その他の呼び名

ナディ

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