「気分がいい」だけじゃない。「アロマ+ヨガ」がもたらす4つのメリット
アロマの香りを組み合わせてヨガを行うアロマヨガ。いい香りの中でヨガをするのは確かに気持ちいいけど、具体的にどんないいことがあるの? アロマインストラクターの先生に教えてもらいました。
心と体を自然体に、本来のバランスを取り戻せるアロマ&ハーブセラピー。ヨガ前にティッシュに精油を1滴たらして呼吸するだけでもリフレッシュできます。牧野里砂先生にヨガとの組み合わせを体調の目的別に教えていただきました!
1.心の切り替えができる
アロマテラピーは心のスイッチをパッと切り替えるのに効果的なエッセンス。なぜなら、五感のなかで嗅覚だけが、情動や本能を司る大脳辺縁系(感じる脳)に直接つながるため心にダイレクトに働きかけるから。ネガティブな考えや気持ちに囚われているときなど、アロマの香りがふわっとリラックスさせてくれます。
2.選ぶ香りでヨガの体感が変わる
リラックスやリフレッシュだけでなく、自律神経系・内分泌系・免疫系など、アロマ&ハーブは心身に幅広く働きかけます。なので朝ヨガにはペパーミントでスッキリ、ホルモン調整にはゼラニウム、シャヴァーサナにはラベンダーなど、目的に合わせてアロマを取り入れれば相乗効果が高まり、ヨガや心の感じ方がぐっと上質に。
3.自然と呼吸が深まる
呼吸に意識を向けられない人や呼吸が浅い人もアロマの香りがあればすーっと自然に呼吸が深まります。呼吸が深まると交感神経、副交感神経のバランスがとれ、自律神経が整うため心が安定。さらに鼻から吸い込むことで有効成分が肺に届き、肺胞から血液を通して全身に作用し、心身のバランスや治癒力がアップします。
4.大自然の中に行かなくても自然に触れられる
めまぐるしく過ごす現代人は自然に触れる機会も少ないですが、アロマの香りに癒やされたり、ハーブをお茶や料理に入れて味わうことで、都会にいても自然とつながり、その恩恵を感じることができます。自然の力を借りてより快適で自分らしく過ごせるアロマライフを、忙しい日常にちょっと取り入れてみましょう。
注意したいこと
・用量を守る
アロマ精油は濃度が濃い=効果が高いわけではないので、入れすぎに注意して、焚くお部屋の広さなどで適量を守って。
・原液は肌につけない
アロマオイルの原液は、直接肌にのせると皮膚がかぶれたり炎症を引き起こす危険性があるので、注意して扱って。
教えてくれたのは…牧野里砂先生
ヨガインストラクター、アロマインストラクター、ハーバルセラピスト。アロマとヨガの相乗効果などを指導・監修、モデルとしても活躍中。著書に『アロマヨガ』(誠文堂新光社)。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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