「一人ひとりの満足度を追い求めてきた」|浅野佑介さんの転身ストーリー

 「一人ひとりの満足度を追い求めてきた」|浅野佑介さんの転身ストーリー
Kenji Yamada
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――ヨガとの出会い、そしてヨガ講師転身のきっかけを教えてください。

僕の場合、サーフィンで腰にケガを負い、リハビリにヨガを取り入れたのが始まりでした。ヨガのおかげで体が楽になり、日常的にポーズを練習するようになったんです。腰は良くなったのですが、今度はサーフィンで鼓膜が破れてしまい、しばらく波に乗れなくなってしまった。そんな時、ちょうど指導者養成コースの広告が目に留まり、サーフィンができない間にヨガを学んでみようと思ったんです。茨城のヨガスクールで資格を取り、卒業のタイミングでヨガ講師を募集していたデイサービスに就職。そこではオリジナルプログラムを作成し、要介護・要支援の方にヨガを教えていました。そのうち管理職のポジションを任され始め、現場でヨガを教えたいというジレンマによってフリーのヨガ講師として独立を決めました。

――フリーランスのヨガ講師になり、どんな一歩を踏み出しましたか?

茨城を離れず、地元でいろいろなクラスを自主開催していました。ちなみに、女性サーファーのためのヨガレッスンは集客ゼロ(笑)。レギュラークラスは3名からスタートし、けっして順風満帆とはいきませんでした。だからといって落ち込むことはなかった。少人数の方が全員に目が行き届き精度の高いクラスが作れると思ったから。でも、貯金は着実に減っていくわけです(笑)。バイトをしようか迷ったこともありましたが、ヨガを伝えたくて前職を辞めたことを思い出し、ヨガ以外はやらないと決めた。時間があるのは学びのチャンスと、前向きに捉えていましたね。

浅野佑介
Photo by Kenji Yamada
浅野佑介
デイサービスでは、オーナーと理学療法士の3人で考案した独自プログラムをもとにヨガを指導

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Text by Ai Kitabayashi
Photos by Kenji Yamada



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浅野佑介
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