家族や同僚が「メンタル不調」になったら…知っておきたい関わり方

 家族や同僚が「メンタル不調」になったら…知っておきたい関わり方
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具体的に支援を申し出る

よく困っていそうな人に「大丈夫?」と聞いてしまいがちですが、聞かれた本人は反射的に「大丈夫」と答えてしまいがちで、悩みやニーズを話すタイミングを逸してしまうことがあります。「もし何か悩んでいるなら、私でよければ話を聴くよ」「何か今困ってない?」など、違う言い方で尋ねてみましょう。

同様に、「無理しないで」ではなく、実際に相手が困っていると思っていることに沿って対応することが大事です。相手が話してくれない場合は、「その仕事手伝おうか?」「それはこっちでやっておくから今日は早く帰って休むのもいいんじゃない?」など具体的に支援を申し出ましょう。

専門家を頼る

あなた自身が専門家に相談するというのも手段の1つです。メンタル不調に陥っている相手にどんなふうに接すれば良いのかや、今相手が置かれている環境や状況をどのように改善できるかなどを一緒に考えることができます。厚生労働省のHP「こころの耳」などの情報も役立つと思うので見てみてください。

周囲の人のメンタル不調になるべく早く気づき、対応できると良いですよね。できそうなことからぜひ実践してみてください

ライター/佐藤彩有里
国家資格キャリアコンサルタント。バルーン・コンサルティング代表。高輪こころのクリニックカウンセラー。企業での社内・社外相談や個人向けキャリアコンサルティングで多くの方の悩みに寄り添っている。MBTI®認定ユーザー/POMS(TM)認定ユーザー/龍村ヨガホリスティックヘルスコンサルタント/A/CRA/FT ASIA事務局

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