後悔・失敗しない!ヨガ指導者養成スクール選び「11のチェックポイント」

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 後悔・失敗しない!ヨガ指導者養成スクール選び「11のチェックポイント」
Shoko Matsuhashi

ヨガインストラクターになるための最初のステップが、後悔しないスクール選びです。ヨガインストラクター養成スクールには多様なタイプがあり、取得できる資格の種類、カリキュラムの内容、講師の顔ぶれもそれぞれ。大切なのは、「どこで、誰から、どれだけ深く学べるか」。なりたい自分になるために、まずは良いスクールに出会うためのチェックポイントを確認しましょう。

スクール選び「11のチェックポイント」を見てみよう

☑ポイント1.一般的な認知度のある「資格」を発行しているスクールか?

スクールで発行している「資格」の種類をしっかり確認しましょう。ヨガインストラクターを目指すなら、世界で最も知名度の高いヨガ資格「RYT200」や「RYT500」の取得がおすすめ。ヨガ業界で認知度の低い資格をとっても、キャリアとしてアピール不足になることもあるので要注意…。

☑ポイント2.RYT500取得まで目指す場合は、同じスクールで開講しているか?

「RYT200」の上位資格である「RYT500」をまでを目指す場合は、RYT500養成コースがあるスクールを選びましょう。もう一度スクールを選びなおすことになると手間もお金もかかり、無駄が多くなります。引き続き同じスクールで学ぶことができると「RYT500」取得までに必要な勉強や道のりもイメージしやすく、取得までの過程がスムーズです。

ポイント.金額だけを見て「安い講座」を選んでないか?

リーズナブルに学べるスクールが増えている中、安易に金額だけ見て選ぶのはやめましょう。「費用に対して学べる密度」を見ることが大切です、例えば①総時間÷費用(1時間あたりの費用)、②学べる内容の深さ、③クラスの生徒数、などに着目してしっかり比較検討しましょう。

ポイント.どんな先生から学べるのか?

スクールに所属する講師陣の指導レベルやヨガ流派・スタイルをチェックしましょう。講師が全員RYT保持者であるか、業界でのネームバリューやヨガ指導歴のほか、フィーリングが合うかどうかも重要なポイント。入校前に、講師の一般向けレッスンやWSを受けて指導スタイルが自分に合うかどうかチェックするのがベスト。またRYT200のトレーニングは、ティーチング方法論や解剖学など5つの分野に分けて行います。スクールにより、一人の講師からすべてのカリキュラムを教わる担任制スタイルと、各分野の専門知識を持つ講師陣がそれぞれのクラスを担当する複数講師制スタイルに分かれます。客観的で深い専門知識を学びたい場合は、複数講師から様々な知識を得られる後者を選ぶのがおすすめです。

ポイント.どんなカリキュラム・テキストで学ぶのか?

説明会に参加し、実際に使用するテキストを見せてもらいましょう。 書店でも手に入る一般向け書籍を採用しているスクールもありますが、オリジナルテキストを採用しているスクールは、ヨガを体系的に学べる1つの証拠に。オリジナルテキストをチェックする際は、ヨガの伝統的な知識を学ぶことができるか、根拠が曖昧だったり客観性の乏しい内容ではないか、また監修者にも注目しましょう。

ポイント.実践トレーニングをしっかり行えるスクールか?

ヨガインストラクターになるためには、身に付けた知識や技術を指導者としてアウトプットできるかが大切。人に教える経験や練習を積み重ねることができるロールプレイングや模擬レッスンを重視しているか確認しましょう。

ポイント.講師に必要な「学び」を深め、専門的な知識を広げるための環境やサポートがあるか?

アーサナ、瞑想、呼吸、ヨガ哲学、解剖学などヨガ指導に必要な基礎知識はもちろん、さまざまなヨガの流派の知識、アーユルヴェーダやフィジカルアプローチなど周辺知識を学べる環境があると、より指導者としての幅が広がります。また、授業を一度で理解できなかった場合のサポートとして、同じクラスを無料で繰り返し受講できるスクールも。どんな種類のクラスが開催されているか、繰り返し受講制度があるかを確認しましょう。

ポイント.指導者向けクラス以外に、一般向けクラスも開講しているか?

教え方を学んだり、自身のプラクティスを深めるためには、一般向けのヨガレッスンをたくさん受けることも重要。通学期間中は付属(系列)のヨガスタジオに通い放題など、一般向けヨガクラスを受講しやすい環境があるスクールがおすすめです。

ポイント.スクールの立地、海外留学、振替制度や休学制度、入校時期など、ライフスタイルに合わせた選択肢があり、無理なく継続的に通うことができる環境が整っているか?

仕事や育児をしながらスクールに通う場合は、受けたいクラスを受けられなかった時の振替制度があるかどうかが重要。ケガや病気をした時などに、受講期限を気にせずお休みできる休学制度もあるといいでしょう。海外に興味ある人は、留学制度の有無をチェックして。入校時期を選ばない単位制のスクールも、忙しい人にぴったり…など自分のライフスタイルに合わせて柔軟に通学パターンを選べるスクールだと、モチベーションを保ちやすいです。

ポイント10.卒業後の就職支援やビジネスにつながるサポートがあるか?

ヨガインストラクターを目指す場合、付属(系列)のヨガスタジオに就職できたり、勤務先を紹介してもらえるスクールが安心。卒業生たちの出会いの場をつくり、人脈づくりを応援するスクールもあるので、卒業後にどのような就職支援があるかしっかり確認しましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

Photos by Shoko Matsuhashi
Text by Ai Kitabayashi(P2~3)
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