LIFESTYLE
「一人ひとりの満足度を追い求めてきた」|浅野佑介さんの転身ストーリー
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――アレンジポーズの引き出しの多さは、どこで培ったスキルですか?
それは、デイサービスで要介護・要支援の方にヨガを教えていたおかげ。施設の利用者は、重度の腰痛や半身麻痺を抱えた方など、体に何かしら不具合があるため用意したプログラムができないことも。だからその場でポーズを変えたり、シークエンスを修正したり、この時の経験によって即興力が磨かれました。それと、やる気を高めるためにポーズの目的と効果を明確に伝えるようにしていました。たとえば、「階段の上り下りに向けて、下半身の筋肉を強化しましょう!」と。今も目的・内容・効果が伝わるレッスンのネーミング、レッスン中の説明を心掛け、生徒さんにピンとくるクラス作りをしています。
――地元・茨城からスタートし、今では県外での指導機会も増えていると思います。浅野さんの活動が全国区になったきっかけとは?
きっかけの一つは2015年、ヨガのビッグイベント「ヨガフェスタ横浜」への出演です。あのステージから見える景色を味わいたい。そう思って受けた講師オーディションに合格できました。このイベントで50人越えのクラスを担当したことは、指導者としての自信につながっています。そして、出演を機に僕の名前を広く知っていただき、県外のクラスやイベント出演が急増。フリーのヨガ講師になったときから、全国で活動し多くの人の健康作りをサポートしたいと夢が叶うことに。当面の目標は、ヨガ講師が少ない地方にこそ出向き、ヨガを伝えることです。
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