長寿沖縄の秘訣!健康の源「命薬(ぬちぐすい)」を使った食事法【石垣島ヨガ便り ♯3】

 長寿沖縄の秘訣!健康の源「命薬(ぬちぐすい)」を使った食事法【石垣島ヨガ便り ♯3】
石垣島ヨガ便り ♯3
長島千比呂
長島千比呂 2019-03-07
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ヨガセラピーに基づくウェルネスな食事とは?

最後に、ヨガセラピーの食の話しを少しだけ。基本の考えは、消化や吸収といった内臓の働きをできるだけ軽減し、身体を中からキレイに保とうというものです。例えば、一回で食べる量は、胃袋の1/2が固形物、1/4が液体、残りの1/4は空きスペースにしておきます。腹八分目より少し少ない量で、スープやお茶などを固形物の半分は取り入れます。最初は物足りなさを感じるかもしれませんが、続けていくと慢性的な便秘やお腹のはりも減り、食事も美味しく感じられると思います。

そして、1日の食事バランスとしては、朝食はサラダやフルーツ、グラノーラなど、フレッシュでライトなものを。日中はエネルギー消費が高い時間なので、ランチは1日の中で一番豪華な食事を。一方、夕食はタマスフードと言って、整腸作用など内側を整えてくれる食事がおススメです。漬物やヨーグルト、チーズなどの発酵食品をメインにして、夜に向けて心身を鎮めてくれる優しい食事を意識してみてください。

ぬちぐさ
命草がたっぷりのサラダ

食事は単なるエネルギー補給だけでなく、自分をつくる大事なパーツ。食べたものが身体をつくり、心に影響します。どんな気持ちで食事をしたか、どんな思いでできた料理かが、新たな気持ちを生み出します。今日の食事が、明日の自分を変えてゆきます。

長島千比呂
定期的に南インドに渡印し、高名なヨガマスターであるSwami Santhiprathadaに師事、インドの伝統的なヨガのスタイル、SivaRajaYogaを学ぶ。kSaNaYogaSchool を主宰し、SivaRajaYoga をはじめ、SwaraYogaや、KriyaYoga などインド伝統ヨガを日本に伝えている。2015年から沖縄石垣島へ移住し、YogaRetreatVillage, kSaNaを開設。国内外でのヨガリトリートに力を注いでいる。

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