【開脚が楽になる練習法】内腿の緊張をリリース！体の力みを手放す「30秒マッサージ&ストレッチ」

体の声を感じ取って自分の一番の理解者に

体が硬い人がやみくもにヨガをしても、柔らかくなるどころか余計に体を緊張させたり痛めたりすることも...。そこで今回ご紹介 するメソッドを、準備運動代わりに行ってほしいと鈴木伸枝先生。それは、ヨガの恩恵を感じるきっかけにもなると教えてくれました。
「初心者の方はどこが硬くて弱いかに気づけない場合も多いので、ポーズに入る前に〝自分と対話する〞ことから始めてみましょう。短時間のマッサージやストレッチなど、無理のない動きをしながら体の声に耳を傾けて、体はどんなふうにつながっているのかを感じてみる。そうしているうちにマインドも穏やかになり、心身ともにヨガに向き合う準備が整います。余分な力みを手離せたら、ヨガはもっと心地よく楽しめるようになりますよ!」

脚を横に開くには

ここを刺激!｜内腿

力ずくで開くのはNG、内腿の伸びを深めよう
開脚前屈など、両脚を横に開きやすくするためには、内腿の緊張をリリースしましょう。両脚を縦に開くのと同様に、ターゲットの内腿をさする&叩くで筋肉をほぐし、伸びやすくなったところでストレッチを深めます。

たとえば...
ウパヴィシュタコーナーサナ

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1. Massage

こわばりがちな内腿をほどよく刺激!
内腿は普段あまり使われづらく、筋肉が硬くなって巡りも滞りがちな部位。まずはそんなこわばりをほどくために、内腿をさすって叩いて、軽く刺激していきましょう。

仰向けで右脚を右に開いたら、内腿の付け根から膝の方向に向かって30秒さする。

次に内腿をトントン叩いて30秒。硬いところは強めに叩くとベター。左脚も同様に。

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2. Stretch

重力にゆだねながら内腿の伸びを感じて
マッサージでほぐれた内腿をさらに伸びやすくストレッチ。といっても、伸ばそうと力むほど逆に筋肉は緊張してしまうので、重力にゆだねながらじんわり内腿を伸ばして。

ボルスター(なければクッションなど)を右の体側に置く。右足裏にタオルを引っ掛け、右脚を外に開きボルスターにゆだねて30秒。左腰は浮かないように左手で押さえて。左脚も同様に。

教えてくれたのは...鈴木伸枝先生
「自分を生かすYOGA」をモットーにヨガの普及に努める。誰でも簡単にヨガを生活に取り入れられるよう、平日は毎朝インスタグラム(@nobue.style)からヨガクラスをライブ配信している。