自己流ケアで症状が悪化?ひどい肩こりの対処法と負担をかけすぎないストレッチ

 自己流ケアで症状が悪化?ひどい肩こりの対処法と負担をかけすぎないストレッチ
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須藤玲子
須藤玲子
2021-06-21

多くの人が悩む肩凝り。ストレッチや運動を取り入れ、意識してケアをしている人もいるでしょう。セルフケアはもちろん大切です!でも、痛みがありひどい時には無理に動かすと症状が悪化することも…。そんな時、どのようなことに注意すべき?セルフケアで気をつけたいポイントとはどんなことでしょうか?

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肩こりと筋肉の関係

僧帽筋
僧帽筋

肩には、腕や肩甲骨の重みだけでなく、5~6kgもある頭部の重みがのしかかっています。つまり、何もしなくても、元々負担がかかりやすいところなのです。そこに、運動不足や長時間の同じ姿勢、精神的ストレスなどの要素が加わると、筋肉の緊張や血液の悪さ、疲労物質の蓄積が進んでしまいます。そして、こりだけにとどまらず、つらい痛みが発生することも…。肩こりに関わる筋肉はひとつではありませんが、首の後ろから肩や背中にかけて繋がっている僧帽筋が中心と言われています。そのため、対処法を誤ると、肩だけでなく首や背中にも影響が広がってしまうことがあります。ひどい肩こりのセルフケアには注意が必要です。

肩こり痛を悪化させないセルフケア

痛みを悪化させないように、筋肉に負担をかけすぎないストレッチの方法を紹介します。自分を労わりながら肩凝りを楽にするセルフケアです。こりや痛みの状態を見て、無理のない範囲でやってみましょう。

1.温めてからケアしよう

いきなりほぐしたり伸ばしたりするのではなく、まず温めて、血流をよくすることから始めましょう。理想はお風呂にゆっくり浸かることですが、シャワーやホットタオルなどで温めでもいいでしょう、仕事中なら手で首や肩をさすってあげるだけでもOK!手が冷たい時は、こすり合わせ、まず手を温めてから行います。その時にできる方法で実践してみて!

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須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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僧帽筋
僧帽筋に負担をかけすぎないストレッチ。首の後ろに手を添えて、頭を前に傾けよう。
僧帽筋に負担をかけすぎないストレッチ