ヨガ初心者必見!クラスでよく行う「太陽礼拝」ってなあに?

 ヨガ初心者必見!クラスでよく行う「太陽礼拝」ってなあに?
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様々なヨガのクラスを受講していると、インストラクターから「太陽礼拝」というワードを耳にする事はないでしょうか?何となく一定のリズムで同じポーズを繰り返している事は分かるものの、どんな効果・どんな意味があるのかはいまいち分かっていない人も少なくないでしょう。今回は太陽礼拝の事をより理解して、動きを深めていきましょう。

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太陽礼拝の意味とは

太陽礼拝を英訳すると「サンサルテーション」、サンスクリット語ではスーリヤナマスカーラと言います。スーリヤは太陽、ナマスカーラは礼拝を表す言葉となります。実は太陽礼拝は、感謝の気持ちと共に太陽に祈る動作なのです。

代謝アップやダイエット、筋力をつけたい人におすすめ

太陽礼拝は全身の筋肉をまんべんなく使うヨガポーズを繰り返し行っていきますが、インストラクターによっては基本の流れの中にアレンジを加えた太陽礼拝を行う場合もあります。立って行うポーズが多い為、運動量も多くなります。代謝アップやダイエット、筋力をつけたい人にとっては嬉しい内容です。

太陽礼拝は動きと呼吸を連動させるもの

太陽礼拝の基本はご自身の動きと体を連動させる事です。インストラクターによって吸う・吐くタイミングの指示がありますが、必ずしも自分のタイミングと合うとは限りません。こういった場合は無理して合わせようとせず、自分の心地の良いリズムで行ってあげましょう。初めは周りとリズムがずれてしまう事に恥じらいを感じるかもしれませんがそう感じる必要はありません。人によって呼吸の長さは違うので、その日のご自身の呼吸のペースに合わせてやってみましょう。自分の呼吸に意識を向けてあげる事で、ご自身の内側に集中する事が出来ます。ぜひ日のよって変わる呼吸の変化を感じてみて下さい。

なぜ同じ動作を繰り返し行うの?

太陽礼拝では一定のリズムで同じヨガポーズを繰り返し行いますが、それには理由があります。実は同じポーズを繰り返し行う事によって、毎日変化している体や呼吸の違いを知る事が出来ます。普段生活している分にはあまり感じる事はないですが、私たちの体・呼吸は様々な要因によって変化します。同じヨガポーズを繰り返し行う事によって、今日は柔軟性が高いと感じる日や少し体が強ばっていると感じる日、呼吸が深く長い日もあれば、浅く短い日もあるでしょう。どれが良い悪いという事はありません。それがその日のあなたの体と心の状態を表しています。ぜひ毎日太陽礼拝を行う事を習慣にして、その日のご自身の状態を知ってあげましょう。

年末は108回太陽礼拝に挑戦してみよう!

12月になると108回太陽礼拝というヨガイベントをよく耳にしないでしょうか?これは名の通り、太陽礼拝を連続で108回行うイベントです。108回も出来ないと思うかもしれませんが、無理して全て行う必要ありません。自分が心地よく行える回数を行う事が大切です。同じ流れを繰り返し行う事で、自然と頭がクリアになっていきます。今年1年を振り返る時間にしてみたり、来年への抱負を考える時間にもなるでしょう。この季節限定のイベントとなります。ぜひ予定が合えばチャレンジしてみて下さい。年内最後の良い思い出になるのではないでしょうか。

自分らしい太陽礼拝のスタイルで練習していこう

太陽礼拝はヨガクラスの中でも1番頻度多く行う動きかもしれません。最初こそ流れが分からず難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習している中で流れを覚えていくでしょう。日によってゆっくり行いたかったり、テンポよく行いたいなど体や心の声に耳を傾けてあげながら練習してみてはいかがでしょうか。

ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了

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